人の印象は髪型で大きく変わります。
そして就活が成功するがどうかには印象がとても重要なポイントですので、髪型は就活において絶対に気をつけなければなりません。
清潔感を大切にすることはもちろんですが、自信を持っていた髪型が実はNGということもあります。
就活を頑張るあなたにおすすめの髪型を解説していきます。
目次
注意しなければならない髪型
髪型を間違えて就活に臨んでしまうと、他の部分でどんなに頑張ってもそれだけで全部が無になってしまうことさえあります。
他の就活生に埋もれないように印象を残そうと考えたとしても、髪型で個性を発揮するのはリスクが高過ぎるのでやめておいた方が良いです。
派手すぎる髪型
積極的に選ぶ人はそういないとは思いますが、派手なパーマや元の色からかけ離れたカラーリングをされた派手な髪型は良い印象を与えません。
特に普段は染めて生活している人や、長い髪型にしている人は就活期間だけでも髪型を就活用にする必要があります。
意外と気をつけなければならないのが坊主頭で、一見真面目そうですがインパクトが強過ぎて就活にはおすすめできません。
坊主ですと伸びるのに時間がかかるので気をつけてください。
普段はオシャレで髪型にこだわっている人にとっては窮屈なことですが、就活はあまりオシャレを求められていません。
表情を隠してしまう前髪
大人しめの髪型をしている人が気をつけたいのは前髪がかかってしまってしまうことです。
長過ぎる前髪が目の近くまでかかってしまいますと表情が見えなくなってしまい暗い印象を与えることになります。
就活では明るさや活発さが好まれますので暗い印象はプラスには働きません。
男性の場合は髪を切るようにして顔がしっかりと見えるようにしましょう。
前髪だけではなく横髪も耳にかからないくらいにしておくのがベストです。
女性の場合は短く切りそろえ過ぎた髪型も個性が強過ぎになりますので、ヘアピンで留めるなどの工夫をするようにしてみてください。
整髪料やヘアアイテムにも注意
注意しなければならないのは髪型だけではなくその髪型を整えるためのアイテムも含まれます。
男性の場合は髪を固めるために整髪料を使い過ぎると妙にテカテカしてしまいますし、匂いもキツくなってしまいます。
女性も髪を留めるためのヘアゴムやピンが派手なものですとどんなに髪型に気をつけていても無意味になってしまいます。
髪型は整えれば良いだけではなく整え方も大事になってくるのです。
業界で変わる髪型の印象
就活の髪型は基本的にはどの業界でも無難にまとめるのが正解になります。
清潔感を求められるのが常ですのでオーソドックスな髪型にしておけば間違いはありません。
そうは言っても髪型で印象を変えることができますので、業界の特徴は少し考慮してみるとより良くなります。
もちろん自分に似合うかどうかも大事ですので髪型は他の人にも見てもらいながら考えることをおすすめします。
公務員や大手は手堅く
髪型で真面目な印象を与えるべきなのはどの業界も共通していますが、特に公務員や大手企業など何かと世間の注目を集めやすい業界は特に手堅くいった方が良いです。
新人であろうが何だろうが、何かトラブルが起こしてしまうと世間の当たりが厳しくなるので採用でも真面目な人を選びたいという心理が働きます。
真面目さと活発さの両方の印象を与えることができるのが短く切り揃えられたスポーツマンタイプの髪型です。
女性の場合は前髪を少し流すようにして清楚な印象を与えると良いでしょう。
髪を染めているのは厳禁と言っても過言ではありません。
地毛が黒以外の人はそのままでも問題ありませんが、心配なら黒染めしてしまうこともご検討ください。
サービス業には柔らかさも
サービス業を志望する方は真面目な印象も良いですが、少し爽やかさや柔らかさも混ぜてみると良いでしょう。
固すぎる髪型は裏をかえせば少し近づき難い印象とも言えますのでうまく工夫してみましょう。
男性も髪が長すぎるのはいけませんが、少し柔和なイメージを与えるように横に流したようなヘアスタイルでもいけます。
もちろん前髪や横髪の注意点は変わりませんのでやり過ぎには気をつけましょう。
女性もあまり冒険はできませんが優しく見える髪型を意識してみてください。
オールバックも華やかな印象がありますのでおすすめです。
どうして就活だけ髪型にうるさい？
実際の社会人の人を見てみると全員が堅い髪型をしているわけではありません。
個性的過ぎる髪型にはそんなに出会いませんが、髪を染めている人やパーマを当てている人も珍しくないものです。
つまり仕事をする上で髪型は絶対のものではないということのはずで、就活生だけ窮屈な想いをするのは納得がいかないですよね。
それでも就活で髪型は大切なのです。
知らない人だからこそ無難が良い
就活は今まで知らない人に自分をアピールしなければならないのでマイナスになりかねない部分は極力減らす必要があります。
あなたも派手な髪型で周りから明らかに浮いている人に「僕はこう見えても真面目です」と言われてもすぐには信じられないですよね。
友達であればそれも楽しいでしょうが、採用は真剣勝負ですので担当としてはそうはいきません。
採用する側もきちんとした身なりをしている人を選んでおいた方がリスクは少ないだろうという判断になりますので、無難に決めておいた方が良いです。
髪型に変化をつけるなら、仕事が始まって自分のキャラクターを覚えてもらってからにしておきましょう。
仕事内容によっては許されていない
外に出れば様々な髪型をしたビジネスパーソンに出会うことになりますが、その人たちは仕事内容によって許されている範囲が違います。
面接対策で説明した通り、業種によっては手堅くいかなければならないところもありますので、そうした業界の人は就活生と同じような髪型になります。
職種が営業などの社外の人に会うものかどうかでも変わってきますので、就活で決めた髪型は今後も使うものになる可能性は十分あります。
就活終了後もしばらくは大人しく
就活が終わってしまえば解放感も手伝って今まで以上に派手な髪型にもしてみたくなるものです。
ですが就活が終わっても、その後に内定式があったり何かと研修で呼ばれたりとせわしないものですのでコロコロと変えなければならなくなってしまいます。
入社直後も社内の心証は良くしておくべきなのでなかなか最初から冒険をするわけにもいきません。
内定が出たからといってガラリと髪型を変えてしまうよりもこれを機に社会人にふさわしい髪型を意識した方が良いでしょう。
まとめ
就活の髪型はみんなが似たようなものになってしまっていて面白くないですよね。
ですがやはり採用する側からしても常識のある髪型をしている人は安心するもので、それ以外の髪型で来られると警戒してしまうものです。
個性を奪うよう風潮が正しいとも言えませんが、現実がそうである以上は就活生のみなさんには就活の常識は守っておいて欲しいです。
就活に失敗してから髪型を悔むのはもったいないので、甘くみないでしっかりと整えましょう。