就活前後は色々と就活についての噂を耳にする機会も増えてきます。
何年も前から語り継がれてきたものもあり、もはや事実として認識している人も多いでしょう。
そんな気になる噂の真相はどうなのかをまとめました。
噂はいたずらに不安を煽るだけですので事実を知っておかないと損をします。
気になる噂はここで解決してください。
目次
心配になってしまう6つの噂の真相
ここでは就活の中でも噂になりやすい代表的な話題について解説していきます。
時期によっては今更どうにもならないものになってしまいますので悩みはスッキリさせておきましょう。
体育会系は就活に有利?
答えは「YES」です。
もっとも、最近ではコネクションによる入社はかなり減りましたので同じ部の先輩が幹部にいるからそれで有利になるというようなことはありません。
それでも体育会系出身者は企業が求めている条件を網羅していることが多いため、期待を持たれるという面があります。
良いか悪いかは別として仕事も体育会系の部活の共通点は多くあります。
- 上下関係に厳しい
- 理不尽な要求が行われる
- 継続力が必要になる
- コミュニケーション能力が重要
これらの要件を感覚的に身に付けている体育会系は企業が好む人材と言えるでしょう。
もちろんそれは自分の取り組みについて上手くアピール出来ていることが前提となっていますので体育会系だから自分は大丈夫だとは油断しないようにしてください。
説明会で質問をすると覚えられる?
答えは「NO」です。
質問をしただけで就活が有利に進むなら出席者全員が質問をすることになるでしょう。
いちいち質問者をメモしているわけではないので、普通に質問をするだけでは特に影響はありません。
しかし、良くも悪くも印象に残る質問をすれば話は別です。
業界のことをよく理解している鋭い質問をしていれば記憶に残るので誰だったかはチェックします。
これで採用となることはあり得ないですが、じっくり話を聞くために書類審査くらいは通るでしょう。
逆にまったく的を得ない質問や、上から目線の質問をしてしまうと悪い印象が残ってしまうことになります。
インターンに参加していると有利?
答えは「YES」です。
全ての企業ではないという条件はつきますが、就業体験をしているとうことはお互いに多少なりとも理解し合っているということになります。
そのため、好印象を与えることができていれば有利になります。
ただしインターンシップと言っても様々な種類がありますので、座学や見学で1日を終えてしまうようなものであれば何のアピールにもなっていないと思っておいた方が良いでしょう。
顔採用がある?
答えは「NO」です。
一部の業種や業界によってはありますが、一般の企業ではそのようなことはありません。
ですが、顔の美しさで採用が決まることはないとしても、明るく清潔感がある人が好まれるのは間違いありません。
一緒に働きたいと思えるような爽やかさがあることは面接で好印象を与えるポイントになりますのでその意味では顔は見られていると言ってもいいでしょう。
ですがこれは自分の努力一つでいくらでも変えられる部分です。
事前な笑顔の練習をしてみたり、明るく見える髪形やメイクに変えてみるだけでも大きく改善できます。
気になるのであれば自分を変えることで対応しましょう。
特定のアルバイトをしていると優位
答えは「NO」です。
とあるチェーン店でアルバイトをしていると就活で有利になるという噂がありますが、そのお店で働いているかが採用に左右する根拠はありません。
ですが接客業で厳しい指導を受けている人がコミュニケーション能力の部分で磨かれているということは注目点です。
そんな噂を耳にすると自信を無くしてしまいそうになりますが、どんなアルバイトでも責任を持って取り組めば大変であることは一緒です。
自分が頑張ったアルバイトについては誇りを持って良いのです。
ゼミに所属していないと不利?
答えは「NO」です。
決定的な条件にはならないとしても、ゼミに所属していないことでアピール要素が減ってしまうという意味では不利と言えなくもありません。
その代わりに大学のゼミに所属していなくても他の部分で大いにアピールすることができるかどうかが大事になります。
要はゼミに入らなかった理由があれば良いのです。
ですが計画的に行動をする経験やプレゼンの経験はあった方が良いので、ゼミはそういった訓練の場としても有効です。
また特殊な業種であれば専門的な研究をしてきたことが格好の自己アピールになるでしょう。
必ずしもゼミに所属しなければならないわけではありませんが、充実した学生時代の過ごし方の選択肢としてはゼミは有効です。
噂になるのは理由がある
それぞれの噂について解説をさせていただきましたが、お気づきのように噂になるには理由があります。
噂になる根拠があるからこそ誰もが信じてしまうので広がったということですので、噂を紐解いていけば企業が求める人材というものも見えてきます。
結果から辿ると傾向がある
例えば先ほど挙げた噂の中でも顔採用はないという回答が出ましたが、多くの内定を得た人が誰もが好きになる容姿をしていたということは往々にしてあります。
ご説明した通り、好印象を持たれる明るさを持っている人が就活でも好まれますが、それが素敵な顔に見えるのです。
このように結果を見ると内定が多かった人には傾向や共通点が多いことがわかるのでその特徴的な部分がピックアップされて噂となるのです。
参考にするのは良いことですが、本人の努力の結果ですので諦めた言い訳や僻みに噂を利用することはやめましょう。
理屈で考えると噂の真相がわかる
噂というものは企業が求めている人材を知るためのヒントとなります。
噂に踊らされる必要はありませんが、何かの噂を聞いた時にはその根拠について自分なりに考えてみると良いでしょう。
そうすれば自分がアピールすべき部分や磨きをかけるべき部分がわかってきて就活を有利に進めることができます。
まとめ
就活に限らず噂に振り回されるのはあまり良い気分ではありませんが、やっぱり気にはなってしまいますよね。
特に就活生の間で長年言われているような噂はそれだけ根拠があるということにもなりますのでまったく無視をするというわけにもいきません。
その噂の背景にあるものまで理解しておけばいたずらに動揺することは少なくなりますので、しっかりと現実を知って就活に臨んでくださいね。