春先に行われる就職活動の面接は花粉症の人にとっては大袈裟ではなく死活問題になりかねないほどの大きな問題です。
対策をとって面接に挑まなければ大失敗に終わりかねませんので花粉症でお悩みの方は要注意です。
就活中の花粉症との向き合い方をお伝えしますので面接で失敗しないように万全の準備をしておきましょう。
目次
花粉症は印象が悪い
花粉症は誰でもなるものですし、かかっている本人からすると非常に苦しいものだということは面接官もわかっています。
それでもどうしても印象面では評価を落としやすくなってしまうのです。
鼻をすするとどうしても不快感が…
花粉症中はどうしても鼻水が溢れてきますので鼻をすする機会は多くなります。
話ながら鼻をすすったり、他の人がしゃべっている最中にズルズル音を立てることは気持ちの良いものではありません。
自分も集中できない
花粉症は鼻水が出てきたり鼻詰まりが起きてきてしまいますのでどうしても集中力を欠くことになってしまいます。
面接前も症状が出たらどうしようと余計なことを心配して肝心の面接の内容に気持ちを向けきれなくなってしまいます。
鼻の周りが気なる
花粉症で鼻をかむ機会が増えると鼻の周りも赤くなってしまいがちです。
女性であればメイクも気になるところですが、あまりに力任せに鼻をかんでいると見た目的に残念なことになりかねませんので要注意です。
対策はきちんととる
花粉症の症状は仕方がないことではありますが、印象が大切な面接ではそんな言い訳ばかりも通用しません。
しっかりと対策をすべきところは対策をして、花粉症に面接をめちゃくちゃにされないようしましょう。
ティッシュは肌にやさしいものを
花粉症の期間はポケットティッシュを持ち歩く機会も多くなると思いますが、ティッシュのチョイスを甘く見てはいけません。
駅前で配っているようなポケットティッシュにしてしまうと、どうしても紙質が良くありませんので肌を傷つけやすくなってしまい赤い鼻の原因となってしまいます。
少しお値段は高くなってしまいますが肌に優しい柔らかなティシュを選んだ方が無難です。
回数も特に面接前は極力抑えて肌を守るようにしましょう。
薬は効き目を試しておく
花粉症用の薬は薬局でたくさん売っていますがどれが自分に一番効果があるかは個人差があるのでわかりません。
一般的には安めの薬ですと眠くなる成分が入っているので、人によっては恐ろしいほどの睡魔に襲われて面接どころではないということになります。
少し高い薬になればそういった成分は含んでいないというものも売っていますので、睡魔のリスクは回避することが出来ますが、それも絶対とは限りません。
面接の前になって初めて薬を使うよりも予めいくつかの薬を比べておいて自分にとって一番効き目の良い薬を知っておいた方が良いです。
薬が体に合わなくて症状は治まらないのに体調だけ悪いなどとなれば最悪です。
病院で早めに直しておく
花粉症はアレルギーの一種ですので本来であれば症状が本格化する前に病院に行って適切な治療を受けておいた方が安心です。
既に苦しんでいるという人ももちろん遅すぎるということはありませんので相談をしてみましょう。
病院であればお薬も出ますし自分の花粉症の詳細もみえてきます。
素人が自己判断で直そうとしてもそう簡単にいくものではありませんので、専門家に相談するのは鉄則です。
面接中に花粉症の症状が出たら
薬を飲んだりと対策を取っていても花粉症の症状は出る時には出ます。
そうなった時に相手に不快感を与えないように処理をすることが大人のマナーですので、ピンチになっても常識をわきまえている自分というものをアピールするようにしてください。
ハンカチを握る
花粉症でいつ症状が出てもおかしくないという人は手元にハンカチを握っておくようにすれば安心です。
後でまた説明しますがハンカチはくしゃみのエチケットにも必須ですし、鼻水が出た時にも使用することになります。
面接中に思いっきり鼻をかむわけにもいきませんので応急処置にハンカチを使うということです。
いざ困った時に面接中だというのにポケットをまさぐったりカバンを漁ったりするわけにはいきませんので前もって手元に用意するのです。
手元にハンカチがあるだけでも安心できるという人もいますのでおすすめですが、あまり派手な柄をしたものは面接には合いませんので持っておく場合はビジネスシーンに応じた無地のものを選ぶことも忘れてはいけません。
くしゃみはハンカチやティッシュで押さえてする
面接中や待合室でどうしてもくしゃみが出てしまった際に、くしゃみが飛び散らないように口を押さえるのはあまり前のエチケットです。
ですがその時に手のひらで口を押えるのはマナー違反ですので十分に注意しましょう。
手のひらで口を覆ってもその時に手に付いた唾や菌をその後ドアノブなど触れたところにくっつけることになりますので不快感を与えます。
正しいマナーはハンカチやティッシュで口を押えることで、もしも手元になければ肘の内側で口を覆います。
くしゃみが出ることは止めようがないことでも、マナーを守って印象を悪くしないようにすることは十分に出来ます。
どうにもならないならマスクをする
花粉症の症状が重すぎてどうにもならないという場合には奥の手としてマスクの着用を許してもらいましょう。
許可を取らずにいきなりマスクをしたまま部屋に入ることはマナー違反ですが、事情を説明し「迷惑をかけてしまう」という理由をつけて着用させてもらうようにします。
マスクをすれば安心ではありますが、その分表情がわかりにくかったり声が聞こえにくいというハンデを背負うことになってしまいますのでそのことは理解したうえでハッキリと会話をするように意識するようにしてください。
まとめ
花粉症は就活にとって非常に厄介な敵になります。
なってしまったものは仕方がないので適切に対応するしかありませんので、マナー違反にならないように気を付けながら就活に挑みましょう。
社会人としての常識を守っていれば花粉症でただちに就活がダメになるということはありませんので心配しないでください。