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新卒の学生さんが、ブラック企業に就職するリスクを少しでも下げるためにできることを紹介しています。
少しでも参考になれば幸いだと思っています。

ブラック企業に入ってしまうリスクを未然に防ぐ方法

今回は、ブラック企業に入ってしまう。ブラック企業を選んでしまうというリスクを少しでも下げるための方法について紹介していきたいと思います。

誰でもブラック企業には入りたいとは思わないと思います。そこで、完璧にブラック企業を見抜くということは不可能かもしれませんが、ブラック企業である可能性があるという企業は気づくことができると思います。ですので以下で詳しく紹介していきたいと思います。

会社の規模の割に採用人数が多い場合

これは、私も、新卒として就職活動をしていた時には経験したのですが、とにかく、仕切りが低いという企業です。

また、その企業の従業員の数から考えると、こんなに新入社員を採用するのはおかしいという場合になります。これは、あらかじめ、入社して、仕事内容がきつくて辞めてしまうという人を見越して、多めに人を採用しておくという可能性があります。

このような企業は実際社員を駒のようにしか思っていない可能性が高いですので、ブラック企業であるという可能性は高くなってきます。

実際私も経験があり、内定が出て喜んでいたのですが、冷静に考えてみると、私は面接で特にうまくいったという手ごたえもありませんでしたし、むしろグループでのディスカッションの際には発言もほとんどしていません。

普通であれば、不合格である立場だったにもかかわらず、トントン拍子で最終面接に行ってしまいました。それが腑に落ちずに、就職サイトの担当者に相談したら、それは、多めに人を採用して何人か辞めてもいいようにと思っている可能性があるから、やめておくべきかもしれないと言われまして、辞退するこにしたという経験があります。

ですので、このような違和感がある場合は慎重に考えていったほうが良いといえます。

募集要項と面接で言っていることが違う場合

この場合も注意が必要です。募集要項には良いことがたくさん書いてあるということが普通です。

ですので、募集要項を見て気になって面接を受けに行ったのは良いが、人事担当の言っていることが募集要項に書いてあることと違うという場合があります。

そのような場合、その場で質問できれば良いのですが、なかなかそのような内容は聞きづらい内容ですので、そのまま聞けないということもあります。

そのような場合、募集要項と、言っていることが違って信用できないなと思ってしまうと思います。ですがそれが正しい思いだと思います。

ですので、そのような腑に落ちないことがある場合には、一歩立ち止まって、考え直していくことが必要だと思います。

もちろんそのような会社がすべてブラック企業であるということはありませんが、ブラック企業である可能性、リスクは当然上がってくると思います。

離職率は必ず見ておく

離職率というのは、その名の通り、途中で会社を辞めてしまう人の割合を数字にしたものになります。

当然、この数字が低い企業というものは、社員が満足して働けているという証明になりますし、離職率が低い会社は、自分が入社しても、長く働いていけることができる可能性というものは上がっていきます。

就職四季報というものがありまして、これは、ブラック企業に入るリスクを下げるという意味では手に入れておいて損はないものだと思います。本屋さんなどで購入しなければいけませんが、将来の自分の入る会社を選ぶのに非常に参考になるものになりますので、買って損はありません。その冊子には、三年後離職率というデータや、社員の平均勤続年数というものがわかるようになっています。

三年後離職率はいわゆる入社して3年という若手社員がどれだけその会社で働いているのかというデータになります。

これは、もちろん低いに越したことはありません。

このデータから見えてくるものは、入って短い期間の間に若い社員が理由はどうあれ、会社に不満があったからこそ辞めるという決断をするわけですので、この数値が高ければ、実際入ったが、ブラック企業のように厳しくて辞めていく人が多いから三年後離職率が高いのではないかという仮説が立てられると思います。

ですので、この数値はすごく参考になると思います。

さらに、社員の平均勤続年数も見ることができますので、こちらも、平均勤続が長ければ長いほど、満足度の高い企業ということになるのではないかという仮説が立ちますので、これから就職活動をしていく方にとっても、心強いデータになると思います。

やはり、人の出入りの激しい会社というのには、それなりの理由があると思います。

会社の規模にも寄りますが、1人、2人であれば、何か他の理由があるのかもしれませんが、それ以上である場合などには、やはりブラック企業だから、人の出入りが激しいのではないかと思います。ですので、ブラック企業の可能性がある企業という観点では、就職四季報があれば、かなり見分けることができると思います。

以上が人事担当をしている私から見て、ブラック企業に入るというリスクを少しでも下げる方法ということになります。実際新卒の学生さんの場合、社会人としての経験もありませんし、ブラック企業といわれても、なかなかどのような企業のようなことを言うのかというイメージがつきにくいのではないかと思います。

だからこそ、事前の情報収集というものがすごく大切になってくると思います。ですので、いろいろな人に話を聞いてもらったり、相談して、少しでも後悔のないようにしていっていただきたいと思います。

まとめ

ブラック企業に入ってしまうというリスクを少しでも下げるということについて紹介してきました。

中でも、離職率や、平均勤続年数などを調べることもできますので、この数値は大いに参考になると思いますので、新卒の学生さんには、しっかりと情報収集してもらい、納得のいく就職先に出会ってもらいたいと思います。

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