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公務員試験就活生の中には公務員を目指しながら就活を行っているという人もいるでしょう。

周りを見れば公務員一本に絞っている人もいて、自分もその方が良いのではと不安になることはありませんか。

どちらもハードスケジュールな就活と公務員試験は果たして両立が可能なのか。

将来を左右する選択を並行して実践する方法を考えます。

就活と公務員は両立できる

結論としては、就活と公務員試験の両立は可能です。

しかしそれは簡単なことではないので、しっかりと条件を満たしていることが前提となります。

二兎を追う者は一兎をも得ずにならないための条件を挙げます。

 

スケジュール調整ができれば可能

ただでさえ就活はスケジュールが命になりますが、公務員試験と平行させるとその忙しさは倍以上のものとなります。

そのためきちんとスケジュールを把握して、計画的にスケジュール調整した人だけが両立を成功させることができます。

就活も公務員試験も忙しさのピークは普通に行うと被る可能性が高いので、就活の方を調整してピークをズラす工夫などが求められますね。

いくら両立が可能と言っても、思い付きや行き当たりばったりでどうにかなるようなものではありません。

 

バランス感覚は大切

両立とは言うものの、どちらにも全力投球で挑むのは現実的ではありません。

自分にとってどちらが重要になるかを考えて、ウエイトのかけ方を調整するようにしましょう。

実際のところは公務員試験は軽い気持ちで受かるものではありませんので、公務員が本命であとは就活にどれだけパワーを使うかの話になってくると思います。

就活に本気になり過ぎて肝心の公務員試験の勉強に手が付かなくなってしまっては大変ですし、だからと言って適当に就活をしても何も得るものがなく時間の無駄です。

瞬間的に就活が中心の生活になるタイミングも必要となります。

うまくバランスをとって対応することが成功のカギとなります。

 

就活と公務員試験を両立させるメリット

さて、苦労をしてまで就活と公務員試験を両立させる必要はどこにあるのでしょうか。

公務員を目指しているのであれば、一本に絞って確実に合格を目指した方が成功しやすい気もしますよね。

それでも可能な限り両立を目指すべき理由をご紹介します。

 

就活は公務員試験の対策になる

就活と公務員試験は内容が似ているところもあります。

就活で筆記試験をすることも多いですが、筆記試験の対策をしておくことが公務員試験の勉強にも繋がることもあります。

また、面接に慣れることができるという面も無視できませんね。

面接は場慣れしておいた方が力を発揮しやすくなるので、就活で公務員試験より先に真剣な面接を経験するのは貴重な経験となります。

民間企業と公務員では質問の内容は違う部分は多いですが、自己アピールなどは共通していますので、実際の面接を経験してブラッシュアップしていきましょう。

公務員試験で初めて面接を経験するライバルとはその時点で差をつけることができますよ。

 

視野が広がることになる

公務員になることが昔からの目標であったという人でも、他の世界を知っていて損をすることはありません。

願い通りに公務員試験に合格したら、なかなか外の世界を見る機会は多くないのでこの機会を有効活用しましょう。

就活のために業界や企業を調べることは、世の中の仕組みの勉強にもなり視野も広がります。

公務員を目指すことになった動機は様々でしょうが、公務員以外の仕事を知ってくことで自分が本当に公務員になりたいかどうかがよりわかってくると思います。

その結果、公務員を目指したい気持ちがより強くなれば勉強にも身が入りますよね。

もしも民間企業への就職に興味が湧くなら、それもあなたの可能性が広がって良いことでしょう。

 

プレッシャーを減らしてくれる

公務員試験は狭き門ですので、一発勝負でもしも落ちてしまった時のことを考えると凄いプレッシャーとなるでしょう。

そう考えると滑り止めではありませんが、就活を先にやっておいてもしも公務員になれなかった場合の進路を確保しておいた方が良い場合もあります。

どうしても公務員しか考えられない場合は留年や大学院進学、浪人という選択肢もありますが、お金のことなどを考慮するとそうもいかないこともありますよね。

退路を断った方が燃えるタイプの人は別かもしれませんが、プレッシャーは少ない方が良いですよね。

 

両立が難しくなったら

両立を目指して頑張ってきても、途中で苦しくなってくる時もあるでしょう。

そんな時はどうすれば良いのか、じっくり考えて後悔のないようにしてくださいね。

 

就活は関連業界に絞る

厳しい条件で両立を目指している中で就活の範囲を広げるのは無理なので、就活は公務員試験の内容が生かせる業界に絞るようにしましょう。

例えば教員試験を受けるなら教育関連にしてみるなど、業界を絞れば応用で就活がこなせるので両立の負担は軽減できますよ。

就活が公務員試験の内容にもリンクするので両方でメリットがあるのもポイントですね。

就活を始めると興味は広がっていきますが、それでもあえて絞るようにしましょう。

 

就活は後回しにする

両立が難しいのであれば就活はとりあえず後回しにするのも手です。

公務員試験は日程が決まっていますが、就活は翌年の春まで採用活動を続けている企業もあるので挽回は可能です。

メインの採用活動の時期からは外れてしまうので選べる企業の数が少ないのは事実ですが、本命があくまで公務員試験なのであれば、優先順位で考えるようにしましょう。

 

どちらかは諦める

両立がどうしても難しい場合は、スパッと諦めてしまうことも必要です。

いつまでも固執していてはどちらも中途半端になってしまい、結局すべて失敗となってしまう最悪のシナリオとなります。

ここまで両立を目指して努力をしたことは十分価値がありますので、ここで片方を諦めるのは決して悪いことではありません。

一つだけアドバイスをさせていただくとすると、ただ疲れたから両立を諦めてはいないかは自分の心にもう一度聞いてみてください。

少し休めばまだ頑張れそうなのであれば、諦めるのはもったいないです。

 

まとめ

就活と公務員試験の両立は決して簡単ではありませんが、挑戦する価値は十二分にあります。

他にも学校の勉強やアルバイトなどしなければならないことはたくさんありますが、上手くバランスを取って頑張ってみてくださいね。

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