就活中や内定をもらった後も、実際に入社をするまでは様々な疑問が湧いてきたりはしないでしょうか。
この記事では「そういえばどうなのだろう?」という4つの疑問にお答えしています。
意外に思うこともあるかもしれませんので、安心するためにも是非チェックしておいてください。
目次
入社前にあいさつに訪問するべき?
内定式が終わってから実際に仕事が始まるまでは約半年の期間がありますが、年始や入社が近くなったらあいさつをしておいた方が良いかは気になります。
結論としてはその間も人事の人などからは連絡も来ているので無理に行かなくて大丈夫です。
ですがケースバイケースな点もあるので注意点をまとめます。
配属先が決まっているならアリ
まず訪問の前提としてどこにあいさつに行くかがハッキリしているかどうかは重要です。
事務所が一箇所にしかない企業や配属先が既に決まっているのであれば訪問しておいて損はないでしょう。
また、あなたが唯一の新卒であったり社員同士の距離が近い企業なら歓迎される可能性も高いです。
相手は仕事中であることを忘れない
あいさつに行くという行為はやる気の表れとしても良いですが、相手の都合を考えなければただの自己満足の迷惑行為です。
仕事中にお伺いすることになるので必ずアポイントを取ってから訪問するようにして、断られた場合は無理をせず退くようにしましょう。
訪問した場合も勧められない限りは長居はしないように気を付けてください。
手土産はあった方が良い
訪問するからには手ぶらというわけにはいきませんので、手土産はあった方が無難です。
ただしあまり高価なものにしてしまうと受け取った側も気を遣うことになってしまうのでお勧めしません。
また、偉い人にだけ渡すというのもよろしくないので個包装されたお菓子など、そこで働く全員に行き渡るようにするのがスマートです。
内定先に年賀状は送るべき?
あいさつの訪問に近いですが、年賀状を送るべきかどうかも気になるところではないでしょうか。
これまではあまり年賀状のやりとりをしたことがないという人はマナーも覚えておくと役に立ちます。
送らないという人の方が多い
内定先への年賀状は基本的には送っても送らなくてもどちらでも良いですが、割合としては送らない人の方が多いです。
最近は社員間でも年賀状のやり取りを行わないとしている企業は多いので年賀状の有無が心証に影響することはほとんどないと言っても良いです。
送ってはいけないということはないので迷うなら送っておいた方が安心ですが、これもまた送り先などがわからないなら無理をする必要はありません。
人数が少ないなら送った方が良い
基本は送らなくても問題のない年賀状ですが、あいさつの疑問と同様に距離感の近い企業であれば送っておいた方が無難になります。
受け取った側も相手が誰かを認識していますのでやはり嬉しくなりますので入社後をスムーズにするには役に立ちます。
人事の人などとかなり頻繁にやり取りをしている場合などもある程度相手が特定できているのでお礼を兼ねて送っておくと良いでしょう。
送るならマナーは徹底する
年賀状を送ることにしたのであればマナーには気を付けないと逆に印象を悪くしてしまいます。
ハガキは既にデザインが印刷されているものを使用して問題ありませんが、なるべく直筆でも一言は加えるようにしてください。
長いとそれはまた気負いが感じられてしまうので「これから頑張りますのでご指導をお願いします」というような内容を手短にまとめるようにしましょう。
宛先は社長に面接をしてもらった等の事情がない限りは人事部宛てに送るのが一般的です。
入社前に怪我や病気をしたらどうなる?
内定をもらい、さあこれからだという時に不幸にも怪我や病気をして入社に間に合わなかったらどうなってしまうのでしょうか。
意外と厳しい現実が待っていますので十分に気をつけてくださいね。
症状によっては内定取り消しの可能性は十分ある
自ら望んで怪我や病気をする人はそういませんが、入社に間に合わず業務に支障があると判断された場合は内定が取り消される可能性はあります。
不可抗力なので仕方がないと言いたくなるでしょうが、企業としては健康に働くことを前提として採用を決めており入社前であれば違法行為でもありません。
社会人の自覚を持って体調管理にも気を配るようにしましょう。
すぐに連絡して指示を受ける
怪我や病気になった場合には連絡出来る状態にあればすみやかに内定先に連絡をして相談をするようにしてください。
入社後の研修スケジュールや配属にも影響しますので1日でも早く伝えることで企業への負担を減らします。
時間があればあなたのために企業で代替案を出すことも可能ですので救済措置が取られる可能性もあります。
借金があると就活に不利になる?
時々言われることがあるのが消費者金融などからお金を借りていると就職に響くというものです。
これは半分合っていますし、その限りではありません。
それぞれ事情があっての借金だと思いますので過度には心配しなくて大丈夫です。
普通の企業なら問題はない
一般の企業であれば内定者の生活まで調査はしませんので借金があってもわかりませんし、申告する義務もありません。
あまりあるケースではありませんが、返済が滞っていて本人に連絡がつかないと務め先に連絡が入ることはあります。
入社後に信用を失うことにもなりかねないので気をつけてください。
トラブルもなくきちんと返済を行えているのであればそこまで問題になることはないでしょう。
ここからは感覚の話になって恐縮ですが、借金が常態化して生活が荒れているようですと雰囲気でわかるので心証が悪いということはあります。
ギャンブルによるものなど余計な借金は無いに越したことはありません。
金融業なら要注意
銀行などの金融機関に就職したいと思っているなら借金は要注意となります。
金融業の場合は日常の業務として信用情報と言われるカードローンの返済状況などをチェックしています。
就活生の情報をチェックすることは表立っては行いませんが、いつでもチェックできるのですから見ていると思っていた方が良いでしょう。
お金を扱う仕事をする人が金銭的にルーズでは企業の信用に関わるのでそこは慎重にチェックしてきます。
もしも面接で借金について質問された時には嘘をついてもバレますので事実を正確に伝えるようにしてください。
まとめ
就活は内定をもらってもまだ実際に入社するまで時間はあるので気を抜くことはできません。
その中で疑問点も浮かんでくると思いますので、気になることはなるべく早く解消するようにしておきましょう。
万全の状態で入社をすることで、初めからあなたの力を発揮することができますよ。