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2021年度の採用活動から、経団連が示してきた一定のルールが廃止されることとなりました。この流れを受け、各企業では採用活動の時期が早まることが想定されます。

今後はこれまでの6月1日から採用活動などではなく、各社が自由に独自の採用活動を展開することも考えられます。これからは、このような動向を見つついつでも行動にうつせるような準備が必要となってきます。

まずは何をしておくべきか?

就職活動に入る前にまずやっておくべきは、どんな企業に就職したいか、そこで何をしたいかをしっかりと持っておくことでしょう。採用活動が開始されてからこれを考えているようでは、その後の流れにとても乗っていけません。

採用活動が始まる前の時点でしっかりと自分がやりたいことを自己分析しておくことが大切です。そのために必要なポイントを3つほどあげてみます。

採用スキル

インターンシップに参加する

まず一つ目はインターンシップに参加することです。今後採用に関する指針が廃止されたことに伴い、インターンシップの重要性はより高まることが考えられます。そうでなくても希望の企業の雰囲気を知ることのできる数少ない機会です。

最近では1dayインターンシップのように、気軽に参加できる企業も増えてきています。ある程度目星をつけているのであれば、インターンシップの段階から採用担当者の目にとまるようにアピールし、まだそこまで・・・という場合は、とにかく数をこなして自分のやりたいことを明確に固めることが大切です。

先輩の話を聞く

2つ目は、直近の先輩方のお話を聞くことです。すでに就職活動を勝ち抜いてきた先輩方は良くも悪くも就職活動についてよく知っています。何がよくて何が悪かったか。この業界は・・・。などさまざまな情報を得ることができるでしょう。

ひとりの先輩の見解を鵜呑みにすることは危険ですので、色々な先輩方から就職活動の生の情報を収集しておくことが大切です。まだ近くに先輩がいるうちに、是非詳しい話を聞いてみることをオススメします。

就活サイトに早めに登録する

マイナビやリクナビなどの就活サイトは現代で就職活動をするうえで、必ず登録する必要があるというくらい必須のツールになってきています。会社説明会への参加やプレエントリーなどもこのようなサイトを経由することが多くなっています。

インターンシップへのエントリーもこれらのサイトからできるものが多くなっていますので、早めに登録して情報収集することで乗り遅れないようにすることが大切です。

これらのサイトでは自己分析もできますので、自分に向いていることがなんなのか、自分はどう動くべきかなどを考える手助けにもなります。

やりたいことが見えてきたら

ここまで、自分のやりたいことを決めるために、どう動くべきかという点について解説をしてきました。就職活動が本格化する前にここまでは済ませておくべきです。そしてさらに、自己分析をしっかり進めてやりたいことが見えてきたら、企業を絞って本格的に就職活動を始めましょう。もちろんこれも早めに動くにこしたことはありません。

会社説明会に参加する

まずは会社説明会に参加しましょう。インターンシップ等への参加である程度その企業のことは把握できていたとしても、会社説明会には参加するべきです。

理由は3つあります。

一つ目はインターンにもきて、会社説明会に来るという姿勢が志望度が高いというアピールにつながるためです。どの企業もインターンや会社説明会の参加者とその時の姿勢などを記録しています。何度も足を運んでくれるほど興味を持ってくれていると思わせるのはそれだけでアピールとなります。

二つ目は他のライバルたちを知れるという点です。会社説明会はどんな人たちが自分と同じ会社を志望しているのか、その人たちはどんなことを考えているのかを知るチャンスです。これは必ずその後の就職活動に活きてきます。

三つ目はできるだけ多くの人事担当者に顔を売るためです。採用活動にはどうしても人事担当者の好みが入ります。限られた人事担当者に上手くハマっていいコミュニケーションが取れれば問題ありませんが、できれば多くの人事担当者と顔を合わせ、個人的な好みを排除する方が得策です。

エントリーシートを提出する

エントリーシートの提出なんて当たり前のことだと思うかもしれません。ここで大切なのは、エントリーシート提出がスタートしたら即提出するということです。どの企業もエントリーシートの提出期間には幅があります。この幅の間だったらいつ提出しても同じと考えてはいけません。

膨大な量のエントリーシートをチェックしなければならない人事担当者の視点に立ってみれば、締切ギリギリに提出されたエントリーシートのチェックの方があまり見てもらえないことは想像がつくでしょう。

後から提出されたものはチェックしない、というわけではありませんが、早期の提出が人事担当者の目にとまりやすいので、できるだけ迅速に提出するべきです。

まとめ

これからの就職活動はますます変化していくものだと思われます。そんな変化の中を勝ち抜くために、とにかく早め早めに行動していくことが大切です。本格的な採用試験に至るまでの前段階をとにかく迅速に進めておくことが、その後の採用試験につながります。
「とにかく動く」ことを強く意識して就職活動を進めましょう!

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