身近で就活の相談を出来るところと言えば大学のキャリアセンターです。
その大学の学生であれば誰でも利用できるものですので最大限に活用しないともったいないというものです。
ところが意外とキャリアセンターを甘くみている人が多いのも事実です。
キャリアセンターの上手な活用法を覚えて就活をスムーズに進めましょう。
目次
キャリアセンターはどの大学にもある
大学のキャリアセンターは就職課などと別の名称のところもありますが、基本的にはどこの大学にもあります。
もしもまだあまり接点がなかったようであれば気軽に訪ねてみると良いでしょう。
キャリアセンターは1年生の時から使うことができますので早いも遅いもありませんので思い立ったらすぐに足を運んでみてください。
必ずあなたの強い味方になってくれます。
キャリアセンターが頼りになる理由としまして、世知辛いことを言えば大学にとって卒業生の就職率は一つの評価指標となることが挙げられます。
在学生には1人でも多く就職を成功させてもらいたいので適切なフォローを行うことは大事な仕事になります。
充実した就職支援を強みとしている大学もあるくらいです。
大人の事情があるとは言え、頼りになることに違いはありませんので積極的に活用しましょう。
キャリアセンターが開催するイベントとは
キャリアセンターの主な役割として大学内などでイベントの開催があります。
各キャリアセンターごとに様々なイベントがありますが、開催された場合はっ絶対に参加しておきたい3つのイベントをご紹介します。
ビジネスマナー講習
ビジネスマナーは個人でも練習をすることになりますが、少しでも早い時期から学んでおいて損はありません。
キャリアセンターでは就活が本格化する前に講習を開いているケースが多いので、是非この機会に受けておきましょう。
外部で受けると有料でそれなりのお金を取られてしまうこともありますので、せっかく身近でやっているなら活用した方が断然お得です。
先輩の講演会
卒業生や、既に就活を終えた先輩の就職活動の体験談を聞くことが出来る講演会はとても有意義なものになります。
同じ大学の人ですので条件は近しいものになりますし、何より生の声を聴くことが出来る機会は貴重です。
サークル等に所属していないとなかなか先輩の話を聞く機会はありませんが、こうして他の人の就職体験を聞くことは少なからず参考になります。
少人数で行われた場合は質問もしてみて不安を解消出来るようにしましょう。
筆記試験の模試も
キャリアセンターでは就活で行われる筆記試験SPIの模試を行ってくれる場合もあります。
筆記試験の対策は個人でも十分出来るものではありますが、模試で大勢と同時に行う緊張感は本番に近い環境ですので良い練習になります。
平均点まで出してもらえると客観的に自分の実力も把握することに繋がりますので自分の状況が見えてきます。
実力を把握しておくことは今後の役に立ちますので面倒くさがらずに受けておくことをオススメします。
キャリアセンターは何でも相談に乗ってくれる
キャリアセンターはイベント開催だけでも非常に助けになりますが、やはり最大限に効果を発揮してもらうには個人で相談に行くべきです。
イベントは受動的に支援されていますが、せっかくなら能動的に相談をしてキャリアセンターに助けてもらいましょう。
キャリアセンターは就活全般のあらゆる相談に乗ってくれます。
履歴書の添削をしてもらおう
履歴書やエントリーシートを書き終えた時に「書き方や内容は合ってるかな？」と不安になったりはしませんか。
そんな時はキャリアセンターで添削をしてもらうと安心です。
むしろ書き始める前に相談して方向性を決めておくといざ履歴書を前にして迷うということはなくなります。
履歴書は向き合ってみると何かと疑問が湧いてきますので、練習書きをしつつアドバイスを受けるようにすると内容の濃い履歴書が書けるようになります。
客観的に専門家の目線で見てもらえる環境は不安を取り除くには一番です。
面接の練習をしてもらおう
履歴書の添削と並んで頼りになるのが模擬面接です。
キャリアセンターの人達は就活のプロですので面接の練習をしてもらえるのは学ぶことが多くあります。
本番の面接ではあまり良くないところがあっても指摘してもらえることはまずないので同じミスを繰り返す恐れがあります。
キャリアセンターの模擬面接であればフィードバックがもらえますし、客観的な対応をしてくれるので自分長所短所もわかってきます。
面接対策は就活生の大きな悩みですので相談出来る人がいるなら絶対にすべきです。
OB・OG訪問の相談をしてみよう
就活でやっておきたいのが大学の先輩から貴重な話を聞くことができるOB・OG訪問です。
この紹介をしてくれるのが実績を積み重ねてきたキャリアセンターの強みです。
自分が志望している企業や業界に進んだ先輩の話は就活対策から実際に働いてみての感想まで参考になることが多いです。
仕事中の先輩に訪問することになりますので大学を通して依頼した方がスムーズにいくことも多いので頼ってみると良いでしょう。
個人的に繋がりがない人でも大学に紹介してもらえば受けてもらえる可能性は高いので安心です。
求人の紹介をしてもらえることも
就職先を探すのには今では就活サイトで探すのが一般的ではありますが、キャリアセンターにも求人の情報は来ています。
企業によっては普段から繋がりがあって信頼のおける大学に人材を紹介してもらいたいというニーズを持っていて、地域や学部を指名することが出来るというメリットもあります。
優秀な人材を多く出している大学であればその大学に限定しての推薦求人をしている場合もありますのでチャンスを見逃さないためにもキャリアセンターの求人にも目を通すようにしておいた方が良いです。
キャリアセンターが紹介している推薦枠は先輩たちの活躍によるものですので感謝することはもちろん、大学が自信を持って薦める安心できる就職先とも言えます。
なかなか自分にピッタリな仕事が見つからない時なども含めて定期的にキャリアセンターの求人はチェックです。
まとめ
キャリアセンターは就職活動における頼りになる味方ですので最大限に活用してスムーズな就活を実現させましょう。
相談相手がいるといないでは心理的にも安心感がまったく違いますので、まだあまり利用したことがないという人は早速足を運んでみてください。
そして就活がうまくいった暁にはキャリアセンターにしっかり報告することです。
あなたの報告がまた後輩の役に立っていくのです。