就活において何かスキルがあると有利に働くことはよくありますが、その中でも英語は気になるスキルの筆頭と言えるでしょう。
英語のスキルがある人もない人も、英語がどこまで就活に影響を与えるかは気になるとこかと思います。
この記事では就活での英語スキルの生かし方や、英語ができない場合の対策をお伝えしていきましょう。
目次
英語ができると就活には有利
まず英語ができた方が良いかどうかで言えば、圧倒的に英語は出来た方が良いです。
英語は世界の共通言語であり、現在でも重要視されていますが、これからの世の中はさらに必要になる可能性は高いです。
将来を見据えても英語力は大きなポイントになるでしょう。
企業によっては英語ができないと入社できない
自分が進みたいと思っている企業や業界があった場合、そもそも英語ができなければ志望すらできないということもあり得ます。
当然のように外国の人と仕事をする機会がある職種もありますし、TOEICで一定の点数を取っていることを条件としている企業もあります。
有名なところでは楽天が社内公用語を英語にして話題となりました。
打ち合わせが全部英語で行われるので、英語で思考できないとまったく仕事にならないレベルです。
それらの企業は英語力は基本として捉えているので、英語ができないことはあなたの選択肢を狭めてしまうことになります。
グローバルな人材として優位になる
現時点でそこまで英語を必須にしていない企業でも、今後の事業展開を踏まえてもグローバルな視点を持たないわけにはいきません。
会社の将来を託すことになるであろう新卒の社員にはそうしたスキルを予め持っていて欲しいと考えるのは自然な流れで、同じような実力の就活生であれば英語力があった方が期待値が高くなるのは当然と言えるでしょう。
英語ができれば即採用というわけではありませんが、十分に自分の強みとしてアピールポイントにはなります。
数年先はより重要になる可能性も
現時点では英語は出来た方が良いというレベルですのでただちに入社に影響を与えない企業でも、将来的にはかなり重視される可能性があります。
今は小学校でも英語の授業が行われていますので、十数年先の社員は英語のスキルが高くなっているかもしれません。
仮にあなたが英語なんて必要ないと思ってのんびりと過ごしていては、彼らにどんどん追い抜かれてしまうことも覚悟する必要があるでしょう。
就活だけに限らずその企業で活躍するためには英語力は身に着けておきたいです。
履歴書に書けるレベルは？
英語が出来ると言っても、客観的にどのレベルから認められているのでしょうか。
履歴書の資格や特技の欄に書けるレベルとしては英検であれば2級以上、TOEICなら600点以上となります。
時々英検3級で資格蘭に書いてくる人を見かけますが、これだと意味を為さないので気を付けてください。
履歴書に箔をつける意味でも公的な試験で英語力を証明しておくのは良さそうですね。
英語が出来れば偉いわけではない
英語が出来ることはプラスポイントになりますが、それだけで就職が決まるような甘い話はありません。
自分は英語のスキルがあるから大丈夫だと油断していると大変なことになりますよ。
英語で何ができるかが欲しい
「私は英語が得意でTOEICで800点以上を毎回取っています」とだけ言われても「それで？」となってしまうのが面接というものです。
そのスコアは非常に素晴らしいのに英語が出来ることのアピールに必死になってしまってあなたの人物像や、そのスキルを使ってどのように貢献してくれるかは全然見えてきません。
自分の英語スキルの使い道はしっかり考えておきましょう。
プラスαをアピールする必要がある
英語スキルを持っていないと務まらないような企業を受ける場合は、英語など出来て当たり前と捉えられる可能性も十分にあります。
英語が出来ることでスタートラインに立てるようになっただけなので、そこから何を上積みするかの勝負となりますので、安心しきらないようにしてくださいね。
いま英語のスキルがないのであれば
就活で英語が必要だとしても、目前に就活が迫っている場合はちょっと時間的に間に合わないですよね。
短期間で習得することも不可能ではありませんが、他にもするべきことはあるので英語だけに時間を使うわけにもいきません。
そんな時はどうすれば良いのでしょうか。
英語ができなくてもグローバルな視野をみせる
英語のスキルがなかったとしても、視野を広く持つことは十分にできるはずです。
世界で何か起こっていて、その世界で自分が何をすべきなのかという話をできるようにしておきましょう。
反対に映画が扱えても世界情勢がわかっていないようでは国際的な人間とは言えませんので、自分なりの意見を持つようなトレーニングは積んでおくべきです。
入社までにも勉強はできる
就活時に英語のスキルがなかったとしても入社までに勉強する計画を話すことで認めてもらえる場合もあります。
その場合は具体的な計画を話した方が好ましので、どうやって勉強をしていくのかを説明できるようにしておきましょう。
また、企業によっては入社後に勉強させてくれる場合もありますので、とにかく前向きに考えていることをアピールしましょう。
英語を放置しているわけではなく、必要性は意識していることのアピールが大切です。
英語スキルを必要としない企業を選ぶ
問題の解決にはなりませんが、英語スキルを必要としないであろう企業しか選ばないというのも手です。
インフラ系や建設業ですと将来的にも英語が不要であるケースが多いのでそうした選択肢に入れてみても良いかもしれません。
ですが、自分のやりたいことがあるのに英語スキルがないことで道を閉ざしてしまうのは勿体ないですよね。
それに仕事で使わないとしても国際社会の一員として英語が出来た方が良いことに変わりはありません。
英語からの逃げでの就職はおすすめしません。
まとめ
英語は学校でずっと習っていてもなかなか使いこなすのは簡単な話ではありません。
ですが、今後必要とされる人材になるためにもどうしても身に着けておきたいスキルの1つです。
就活という目標がある今だからこそ、英語をもう一度勉強し直してみてはどうでしょうか。