就活をしていると辛いと感じることも多いでしょう。
「楽しんだもの勝ち」などと言う人もいますが、実際は楽しむのはとても難しいと個人的にも思います。
それでも就活を良い経験にしてその先の社会人生活に生かして欲しいので敢えて楽しみ方を提案しようと思いました。
気持ちの持ち方を変えてポジティブな就活に挑戦してみてください。
目次
自分の成長を楽しむ
就活を始めると今まで経験したことがないことをいくつも経験することになるので急成長する可能性は十分にあります。
日々成長する自分を実感することが出来れば就活も楽しいものに思えてきます。
日記をつけると成長が確認できる
私のおすすめは就活を始めたら就活日記をつけてみることです。
メモ程度でも良いので自分が思ったことや苦しんだことを残しておくようにしましょう。
記録を残しておくと後で振り返った時に「こんなことも出来なかったのか」と驚くことが多くあります。
それだけ今の自分が成長しているということが実感できますので、ちょっと恥ずかしいですが記録を残しておくと励みになります。
貴重な話を聞くことが出来る機会を楽しむ
就活中は会社説明会や企業主催のセミナーで、経営者やエリート社員の話を聞く機会が稀にあります。
この機会というのは実はとても貴重なもので社会人になると望んでもなかなか得られるものではありません。
色々な企業に堂々と入り込んで話を聞くことが出来るのも就活生だけに与えられた特権ですので、意外と就職してからもっと話を聞いておけば良かったと後悔するものです。
せっかくの機会を存分に楽しんだ方が得です。
視野が広がることを楽しむ
就活をすると企業研究などを通じて世の中の仕組みを知ることになります。
今まで全然知らなかった仕事の存在を知ることはあなたの視野を広げてくれることになるので学びも多いです。
視野が広がったことで予想もしていなかった業界に興味を持つことになり、人生が一変するなどもよくある話です。
新たな学びを楽しんでみてください。
就活のプラスαを楽しむ
就活の楽しみは自分の成長以外のところにも多くあります。
むしろ楽しみという意味ではこうした就職に直接関係しないことを満喫した方が良い思い出にもなります。
知らない場所へのお出かけを楽しむ
面接や説明会の会場が今まで一度も行ったことがない場所というのはよくあるパターンです。
なので就活当時の私の楽しみ方でもあるのですが、用事が済んだらそこの街をブラブラと探検してみるのはどうでしょうか。
普段馴染みのないような場所でも歩いてみると意外と好きになれる場所であったりしますし、良い気分転換になります。
お昼や夕方だったらおいしいお店を探してみても良いかも知れませんね。
人との出会いを楽しむ
特に合同面接会などをすると他の就活生とコミュニケーションをとる機会もあります。
他の就活生はライバルでもありますが、同じ苦しみを分かち合う仲間でもありますので情報交換などをしてみても良いでしょう。
そのまま仲良くなればかけがえのない友人になるかもしれませんし、もしかすれば恋人が出来るかもしれません。
あくまでも出会いはオマケですのでそれに夢中になってしまうと就活がおかしなことになってしまいますが、どこに新しい出会いがあるかはわかりませんので知り合いが増えるきっかけと捉えて楽しむのは悪いことではありません。
ちょっとした息抜きを覚える
就活中は集中して臨むために自分の好きなことを我慢する人がいますが、私はあまりおすすめしません。
もちろん個人差があるのでその方が明らかに結果が出るという人を止める気はしませんが、ストレスを溜めることは長期に渡る就活には向いていません。
それよりも短い時間でも出来る息抜きの仕方を覚えた方が将来にも役に立ちます。
お茶をして気分を変えたり、買い物をしてみたりと今までしなかった息抜きが抜群の効果を発揮することがあります。
ストレスが溜まっているからこそ何気ない行動が今までの数倍楽しく感じられたりしますので新しい発見があるかもしれません。
楽しみ方のコツ
就活は気持ちの切り替えで色々と楽しむことは出来ます。
あまり気持ちを張り詰めずに遊び感覚で就活を頑張ってみることが楽しみ方のコツです。
ゲーム感覚で挑んでみる
辛い就活も目標を立てて1つずつクリアしていくゲームだと考えれば楽しく感じることも無理ではありません。
高いところにあるゴールを見据えているとうんざりしてしまいますが、目の前にある問題をいかに上手に片づけられるかを自分の中でゲーム化してしまえばいつの間にかゴールにたどり着いています。
実際の仕事の場面でもこうして仕事内容をゲーム化してモチベーションを高めていくという方法は取られます。
自分だけのマップを描いて課題にチャレンジしてください。
ご褒美を設定する
目標があった方がやる気の出るタイプの人は自分にご褒美を設定しておきましょう。
ご褒美は最終的に内定が出た時に出すのも良いですが、「ここまで出来たら」や「今月の分」などと小出しにしていくのも気持ちを維持するのには有効です。
人間だれしも楽しみがあると頑張ることが出来ますので、ただやらなければならないからと就活をするのではなく、自分なりに楽しいご褒美を持っておけば目標がはっきりするのでやる気も出てきます。
ちょっとの失敗はネタにする
就活をしていると時にはとんでもない失敗をしてしまって落ち込むこともあります。
ですがそれも笑い話のネタが出来たと前向きに捉えるようにしてみれば気持ちも楽になりますし、新しい挑戦も面白くなってきます。
失敗はないに越したことはありませんが、気を付けていてもやってしまうものです。
しかし真剣な就活の場での失敗談は残念ながらネタとしては最高に面白いので、社会人になってからも使えるものです。
落ち込んでいても仕方がありませんので、転んでもタダでは起きないくらいの気持ちで積極的に行動をしていきましょう。
まとめ
就活を楽しいと感じられるかどうかは個人差があります。
何もしなくても楽しいと思えるポジティブな人もいれば、どうしても辛くて仕方がないという人もいるでしょう。
絶対に楽しまなければ就活はうまくいかないとは私も思ってはいませんが、心の負担はなるべく小さくして欲しいというのが願いです。
大変な時だからこそ笑いながら頑張れる力も身に付けてもらえると、就活以外の場面でもきっと役に立ちます。