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エントリー就活をする時に、いったいどのくらいの企業にエントリーをすれば良いのか迷いませんか。

あまり多くても大変だけど、少なくても不安だと適切な企業数がわからなくなるものですよね。

他の人がどのくらいエントリーしているかも気になるところだと思いますので、今回は就活に適切なエントリー数を説明していきます。

何社エントリーするのが適切か

実際に先輩たちは何社にエントリーしているのでしょうか。

人によってもちろん違いはありますが、平均的な数を知っておくと一つの指標になるはずです。

 

2019年卒は20~30社くらい

就活サイトによって発表している数はまちまちですが、概ね20社~30社が平均的なエントリー数と言えます。

ちなみに発表されるのが春時点ですので、その後も就活を続ければもう少し数は増えます。

傾向としては就活性に比較的有利な売り手市場であることや、就活機関が短くなったことなどにより年々減少傾向にはありますので、20社くらいが目安になるでしょうか。

一方で2021年以降の卒業生の場合は、新型コロナウィルスの影響で就活市場も大きく変わる可能性が高いです。

企業の採用枠が減れば、その分多くの企業にエントリーをしてチャンスを増やす必要がありますし、WEB面接がさらに広がれば時間を短縮できるので活動量も増やせます。

そうなるとやはり20社~30社が一般的なラインとなりそうです。

 

自分の状況によってエントリー数は変わる

エントリー数の目安はありますが、それはあくまでも平均ですのでケースバイケースであることは間違いありません。

インターンシップなどである程度関係性が出来ている企業があれば、無暗にエントリー数を増やす必要はないでしょうから数は減ります。

反対に自分が進みたい業界も決まっていないようであれば、いくつかエントリーをして絞り込んでいく作業も入ってきます。

就活に使える時間も人それぞれですので、平均的なエントリー数があれば良いというわけでもないことは覚えておいてください。

 

エントリー数は多い方が頑張ってる?

ここで気になるのは「エントリー数が少ない自分は大丈夫かな?」ということではないでしょうか。

また、「平均より多いから順調だ」と安心する部分もあるでしょう。

エントリー数は人それぞれと説明した通り、エントリー数が多いことはメリット・デメリット両方があります。

 

数が多い方が得られるものも多い

エントリー数が多く、いろいろな企業と接することは、自分の幅を広げてくれることになります。

あまりエントリー数を絞り過ぎると、視野が狭くなってしまって勿体ないですし、もし志望している企業に採用されなかった場合の選択肢も少なくなってしまいます。

多くの企業にエントリーして就活をすることで、慣れてきて新しい発見も生まれることがあります。

あなたには可能性がいくらでもありますので、選択肢を多く持つのは良いことです。

 

数が多いと失われるものもある

エントリー数が多いことは、スケジュールがハードになるということでもあります。

単純に言えば30社にエントリーしたら、15社にエントリーしている人の倍は頑張らないといけないですよね。

エントリー数が増えると、どうしても1社にかける力は薄まってしまい、気がつけばただ数をこなすだけになってしまう恐れがあります。

そうすると全部が中途半端になってしまったり、途中で疲れてやる気が起きないということにもなりかねません。

自分に合わないエントリー数にしてしまったことで、最終的に望まない結末になる可能性があるので、とにかく数を増やそうとするのは危険です。

 

大事なのは戦略

重要なのはエントリーの数そのものよりも、どうしてそのエントリー数にしたのかということです。

自分はいろいろな企業にエントリーしながら可能性を探りたいという考えであれば、エントリー数が多くても良いでしょう。

逆に自分は絞り込んで1社にパワーを注いだ方が結果が出せると思うなら、エントリー数の少なさを焦る必要はありません。

なんとなくが1番危険で、みんながやっているからという理由で取り敢えず目についた企業にエントリーをしたり、面倒だからといって必要最低限に抑えているようではいけません。

自分で理由を説明できるエントリー数にするようにしましょう。

 

エントリー戦略の立て方

エントリー数を考える時に「何社はエントリーしよう」などと具体的な数を決める必要はありません。

ですが、どのような戦略でエントリーを増やしていくかは考えたいところですので、戦略の立て方のコツをお伝えします。

 

本命と保険

エントリー数を増やしていく中で、保険や練習として受ける企業も考えてみることをおすすめします。

最初から本命を受けると空気に飲まれてしまう可能性がありますし、もし失敗してしまった場合に保険で受けている企業が少ないと就職先がなくなってしまいます。

その企業には申し訳ないですが、最初から本命以外を一定数混ぜておいた方が安心できます。

 

あとから追加も可

エントリーする企業はあとから追加するのもありです。

たしかに同時期に採用を開始する企業は多いので序盤である程度の数は決まるでしょうが、後から出てくる優良企業や二次募集をかける企業もあるので、追加することは十分に可能です。

就活を通して自分の考え方が変わってくることもありますので、追加エントリーのために少し余力を残しても良いくらいかもしれません。

 

まずはプレエントリーで絞込

最初にエントリー数を決めてしまうよりも、プレエントリーなどを生かしながら接触する企業は多くしておいた方が幅広い就活ができます。

その中で本エントリーに進める企業を決めていけば良いので、いろいろと見てみることは大事です。

エントリーとは話が違いますが、合同説明会などの機会もうまく活用したいですね。

接点を持った企業すべての採用試験を受ける必要などありませんので、まずは情報収集に力をいれてみてはいかがでしょうか。

 

■まとめ

エントリー数は数字で出るので他の人と比較しやすく心配にもなりがちです。

ですが、数にこだわり過ぎて肝心の中身が疎かになっては意味がありません。

自分に合ったエントリー数がありますので、あまり周りを気にせずに、やりやすい数で頑張ってみてください。

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