年が明けると就職活動はどんどん本格化していきます。
そうなってくると必要なのがエントリーシート。どの企業への就職を目指すにもエントリーシートの作成は逃れられない道のりです。
今回はそんなエントリーシートを今から準備していくために考えておくべきこと、また今だからこそ準備できることを説明していきます。
目次
エントリーシートには何を書く?
エントリーシートの準備を進めていく上で最も大切なのはそこで何をアピールするか、何を書くかでしょう。
エントリーシートは企業に対し、自分をアピールする大切な機会です。
さらに面接時にはその内容にそった質問をされる可能性が高いため、就職活動においては非常に大きなウェイトを占めるものであると言うことができるでしょう。
そんなエントリーシートには何を書くべきなのでしょうか?
今回書くべきことを3つあげてみます。
自分が一番頑張ってきたことはしっかり書こう!
自分がこれまでの人生で頑張ってきたことはしっかりと書くべきです。
頑張ってきたことについてはアルバイトやクラブのリーダーなど様々だと思います。
大切なのは自分はこれに打ち込んできて、頑張ってきたというアピールです。
社会人になるとまわりには理不尽なことが溢れており、なぁなぁでどうにかしていくことが難しくなってきます。
ここで大切なのはこれまでの頑張った経験なのです。
頑張ったことが何であれ、それは貴重な経験ですのでしっかりとアピールしましょう。
得られたものはなんなのか?
なにかを頑張ってくればその結果得られたものがあるはずです。
それは目に見える結果だけでなく、目立たないけれど自分なりに得られたものがある、ということもあるでしょう。
大切なのは頑張った結果得られたものがなんなのか、その経験を次にどう活かしていけるのかを考えることです。
社会に出ると思いもよらない困難に直面することが多々あります。
そんな時に過去に得られた経験が解決に役立ってくれます。
自分の成果を客観的に評価し得られたものをしっかりと理解しておきましょう。
企業にどんな価値を提供できるか
就職活動はいわば自分本位な活動です。
それもそのはず、就活生の人生を決めてしまうことになるかもしれない就職活動なのです。
当然自分が一番大切、自分本位の活動となってしまうでしょう。
それ自体は特に悪いことではありません。
大切なのは自分を大切にしながらも企業に提供することのできる自分の価値を明らかにしておくことです。
「自分だったらこうできる」「自分だったらああする」などの考えは言うなればこれまでの活動の問題点を解消していく動きです。
これと同じように企業側の問題点を少しずつ改善できることをアピールしましょう。
エントリーシートと面接のつながり
エントリーシートに書いたことは大抵、面接時の質問事項になります。
面接が進めば進むほど、就活生と面接官との距離は広がっていくため、どうしてもフランクな会話というものが難しくなっていきます。
また、多くの面接官は就活生と初対面もしくは数回会った程度であるために、細かい話はできていません。
面接官側がそんな状況であるため、いざ最期の面接となっても面接官が最終責任者にうまくレクチャーできていないということが多々起こり得るのです。
ここで考えるべきはエントリーシートの重要性です。
エントリーシートは自分の言いたいことが詰まったものです。どんな採用手法であれ、エントリーシートに書かれていることから、その人の人となりをしることができます。
そんな大切なものであるからこそ、面接官は面接時に質問してくるのです。
これは準備しておけば対応できるものです。エントリーシートに書いたことを質問されたラッキーと思えるくらいの準備をすることでエントリーシートから面接まで一体的に流れるように進めていくことができるでしょう。
ネタはどうする?
実際のところこの程度のことをエントリーシートに書いていいのか!?と考えてしまうことも多々あるでしょう。
大切なのはこの就職活動を通して、自分なりに最後までそのネタを説明し続けることができるかどうかです。
そこまでのネタがないのであればまた別のネタをエントリーシートに起こしていったほうがいいでしょう。
ネタの大小・難しい/優しい、というのは正直採用活動に対して影響ありません。
それよりもそのことに対し、自分はどう頑張ってなにを改善したのかが大切なのです。
単に大きな案件ではなく、自分の能力をいかんなく発揮したと思う件名をネタにするようにしましょう。
そしてそこには自分はどう考えてその動きをしたのか、自分がやったから得られた結果というものもしっかりと書くようにしましょう。
エントリーシートに書くことを悩んでしまうのはあたりまえです。
自信を持って準備しましょう。