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就職活動中でも、いい職場かどうか見抜く方法があります。企業ホームページや会社説明会、インターンシップやその後の企業研究で採用試験を受ける前までに分かる、いい企業かブラック企業かを見抜く方法を紹介していきます。

良い職場環境を見抜く方法

いい企業に就職したい!学生ならだれもがそう思うでしょう。

でも、いい企業ってどんな企業でしょうか?大企業?やりがいがある仕事ができる企業?それともプライベートな時間がしっかり持てる企業?人によって「いい企業」は違います。新卒の就職活動では、まだ社会経験が少ないため、自分が入りたい企業があると、その企業のいい部分しか見えなくなることがあります。

そうならないためにも、今回は実際に企業の採用試験を受けるまでにいい職場かどうか分かる方法を紹介していきたいと思います。

ホームページで見抜くブラック企業

就職活動をはじめたばかりの頃は、就職サイトや求人票ばかり見ていることが多いかと思います。就職活動中に興味を持った企業を見つけたら、まず、ホームページを見てみましょう。ホームページを見るとその企業の様子がある程度わかります。

ブラック企業のホームページは以下のような特徴があります。

  • 手作り感満載なホームページ
  • 更新がずっとされなかったり、いつされたのか分からない、ホームページやブログ
  • 会社全体のブログ以外に社長のブログがある、もしくは社長のブログしかない
  • ブログで社員同士が仲良くしている様子をよく書いている
  • 一見、しっかりしているように見えるホームページでも、内容が薄かったり、いくら調べてもどんな業務をしているのか分からない
  • 採用ページはあるが、給与や、福利厚生などが記載されていない
  • 年中求人をだしている
優良企業はホームページにも力を入れているため、見た目、内容ともしっかり作られています。また、ホームページを見る人の立場に立って作られているため、分かりやすい構成になっています。

会社説明会で気をつけたいポイント

人事担当の方が会社説明会に来ることが多いと思いますが、説明会の時には、だいたい、その企業のいい部分しか言いません。

というのも、たくさんの応募の中からよりよい人材を選びたいからです。

大勢の人に企業のいい所を知ってもらって、興味を持ってもらいたいと思っています。

例え、悪い部分について話していたとしても、それが長所として聞こえるように話していることもあるので、しっかり考えながら聞くことが大切です。

会社説明会の時に、人事担当の人は説明しながらも、説明会に来てくれた人たちの様子をしっかり観察しています。人事担当者によっては、だいたいの目星をつけていることもあるので、そのつもりで参加しましょう。

 

もし、会社説明会に来ている人が社長と人事担当者だけだったら、ワンマンな経営の可能性が高いです。

サービス業限定!いい職場か見抜く方法

これはサービス業でしかできないですが、実際に店舗や施設を利用してみたり、従業員に話を聞くという方法があります。

実際に働いている人から聞く話の方が、自分が働くイメージがしやすい上に、職場の雰囲気も分かります。

パートやアルバイトの方の話からでも、その会社の人がどのように働いているかが分かります。OB訪問や説明会では分からない、現場のリアルを知ることができます。

インターンシップに参加する

新卒で就職活動するときにオススメな企業の見抜き方としてオススメなのがインターンシップです。

インターンシップに参加することでホームページや説明会だけでは分からない、その会社の雰囲気がわかります。

まず、企業に行ったら見るべきところを紹介します。

そこで働いている人の様子を観察しましょう。

社員と共に仕事をしていく場合、社員たちがどのような表情で仕事をしているのか観察してみましょう。楽しそうに仕事をしていたら、雰囲気のいい職場の可能性が高いです。

インターンシップ生だけで集められて、他の社員と接する機会がない企業の場合は、休憩時間やトイレに行くとき、廊下ですれ違う人の表情や雰囲気を観察するといいでしょう。

もし、社内で、担当者以外の方に出会ったら、進んであいさつをしましょう。その時に、社員が明るい顔であいさつをしてくれたり、声をかけてくれたら、いい職場の可能性が高いです。もし、あいさつしても返してくれなかったり、返してくれても疲れきった暗い顔をしていたら、少し難のある職場かもしれません。

ただ、その社員の性格もあるので、あいさつだけで見抜くのは難しいかと思います。

整理整頓や清掃の具合を観察しましょう。

乱雑に段ボールが積み上げられていたり、デスクの上に資料が山積み、トイレや廊下など仕事に直結しない場所が汚い場合、多忙な会社か、雑な会社の可能性が高いです。

行きたい企業だけでなく、複数の企業のインターンシップに参加してみましょう

その企業が本当にいい企業なのかどうか、別の視点で考えることができるようになります。

インターンシップとは別の日の夜、会社の周辺を散歩してみる

インターンシップや会社説明会がある日とは別の日の夜に会社の周辺を散歩してみましょう。あなたがこれまでに得た企業の情報を元に、勤務時間を過ぎた時間に散歩します。もし、建物内から光がもれていたり、駐車場に止まっている車が多かったら、まだ残って仕事をしている社員がいることになります。

自分の直感も信じよう!

これまで、採用試験をうけるまでに分かる企業の見抜き方を紹介してきましたが、就職活動を進めて、企業研究をしていくと分かることはあります。

それは、就職活動中に、あなたが感じたことです。あなたが就職活動中に少しでも、その会社に違和感を感じたならば、気をつけてください。その違和感がどうしても気になるのであれば、その会社に入社しないほうがいいと思います。あなたが感じた違和感は、あなたとその企業の思いのズレであり、働くことになったとしても、その違和感が原因で辞めてしまう可能性が高いからです。

まとめ

これまで、おおまかな企業の見分け方を紹介してきましたが、同じ企業でもブラック企業だと思うか、いい職場だと思うかはその人次第です。人間関係や仕事量など、入ってみないと分からないこともあります。

自分にとっていいと思える職場を見つけるためにも、自分が働く時に、絶対に譲れない部分をしっかり確認しておくといいと思います。

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