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印象就活がうまくいっていない人は面接時の態度に問題はないでしょうか。

面接はあなたの人間性をチェックされていますので、単純な話ですが面接官に嫌われてはいけません。

もちろん私情を抜きであるものの、取ってはいけない態度はあります。

NGな言動についてまとめましたので自分に当てはまっていないか見直してみてください。

事前準備はできているか

面接に慣れている人事担当からすると、事前準備が出来ていない人は簡単に見抜くことが出来ます。

相当魅力的な人ではない限り、事前準備をせずに面接に挑まれると評価を低くせざるを得ません。

多くの企業を受けて大変なのはわかりますが、一社毎にきちんと準備をしてください。

志望動機は使い回していないか

やはり一番印象が良くないのは志望動機の使い回しです。

どこの企業にでも通用しそうな志望動機を話されてしまいますと、仮にあなたにその意志がなくとも評価は下がることになります。

どこかから借りてきたような心のこもらない志望動機では面接官は冷めてしまいます。

思い当たる節がある人は面倒でもその企業用に一から作り直しましょう。

既に他社で使ったものに手直しを加えるだけでは辻褄が合わない部分が出てきますのですぐに気がつくものです。

企業には必ず独自性がありますので、そこを尊重して志望動機を考えるようにしましょう。

 

しっかり調べて質問をしているか

面接の最後には 「質問はありますか?」 と訊かれることが多くあります。

その際に積極的に質問をすることは良いてすが、何でもしゃべれば良いというものではありません。

業務を理解していないが故の的を得ない質問や、調べればすぐにわかることを質問してしまうと準備不足と思うことになります。

企業のホームページを見れば業務や理念については載っているので、それすら見ない人に熱意を語られても伝わりません。

さらに本気度を試してくる企業であれば競合他社との違いを踏まえた質問を求めてきます。

質問は先に考えておくのがベストですが、その質問の答えがどこかに載っていないかはチェックするようにしてください。

 

上から目線はだめ

わざわざここに記載することでもなさそうなものですが、意外と多いのが上から目線の就活生です。

就活に夢中になって企業を調べているうちに無意識に上から目線になってしまうのでご注意ください。

自分が面接は大丈夫か振り返ってみてください。

 

入ってもいいという態度

就活生は自分で志望する会社を決めていますので、ある意味では選ぶ立場と言えなくもありません。

色々な企業の募集条件や将来性などを吟味しているうちに「入ってもいいかも」と考えてしまったことがある人もいるでしょう。

特に第一志望以外の企業を受ける時にありがちですが、「入りたい」から「入ってもいい」という気持ちに変わったまま面接を迎えるとそれが態度に出てしまいます。

面接をされている側なのにしているような態度が出てしまう就活生はいるものです。

下手に出ろとは言いませんが、多くの候補者がいるなかで態度が横柄な就活生を採用する理由はありません。

就活をしていれば同じ業界で別々の企業を受けることもありますが、そこであからさまに競合他社と比較していることが伝わるような態度も控えるべきです。

面接をする側も業界に対する知識などから競合と比較しているということは承知していますが、謙虚な姿勢は忘れないようにしましょう。

 

売り手市場という誤解

就活の市場を語る時に、売り手市場と言われることがあります。

企業は慢性的な人材不足にあり、景気の後押しもあり採用人数を増やしているケースは多くみられます。

採用人数が多いということはそれだけ採用されるチャンスが増えることになるので、就活生としては朗報に思えます。

ですが当然のことながら採用は人数集めではありませんので、企業が欲しいのは優秀な人材です。

優秀な人材はどこの企業もこぞって欲しいと考えるので、就活に真剣に取り組んでいる人にとっては有利になるでしょう。

ですが「買い手市場だから大丈夫」などと安心している人にとっては何ら有利になることはありません。

あたかも市況が自分たちに有利であり、企業は入社させたがっているという感違いは取り返しのつかない事態を招きます。

市況に踊らされることなく真剣に就活には取り組んでください。

 

人としての基礎ができているか

就活に限った話ではありませんが、社会人になるからには仕事の能力以前に人としての基礎が出来ているかが重要になります。

いくら学業が優秀であったり資格を持っていても、基礎が出来ていない人には仕事は任せられません。

普段は出来ていても面接の緊張で忘れてしまう部分でもありますので、損をしないという意味でも見つめ直してみましょう。

 

 

人の話を聞いているか

面接はコミュニケーションですので相手との会話が成り立たなければ意味がありません。

自己PRなどに充てられている時間は問題ないけれど、質問をされるとうまくいかないという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

ありがちなミスですが、質問をされているのにその答えは言わずに自分が用意してきた原稿を読むかのように強引に自己アピールに持ち込む人がいます。

気持ちはわかりますが、面接官としては知りたいことがわからないままですので消化不良となってしまいます。

質問に対する回答が出来ていないようでは、話を聞いていない、理解していないと思われても仕方がありません。

気の利いたことが言えなくても質問の内容に応じた回答を明瞭に出来た方がコミュニケーションとしては好印象です。

準備が難しいところですが、話をしっかりと聞くことは意識してください。

 

面接の時だけ良い顔をしていないか

面接を受ける時に、面接官の視線を意識した言動は誰でもしていると思います。

ですが、面接官以外の社員に対してのマナーは忘れていないでしょう。

受付の人、会場まで案内してくれる人、すれ違った一般社員など出会う人には一貫して同じように丁寧に接するようにするのは常識的な行動です。

場合によっては控室での行動も見られていることがありますので、他の就活生に対する態度も気をつけなければなりません。

マナーも同様で、面接のマナーは気をつけていても控室では油断して姿勢を崩し過ぎてしまうこともあります。

社外でも例えば喫煙してはいけない道端でタバコを吸っているなどの行動もどこで誰が見ているかわかりません。

疲れてしまいますが、面接の時だけではなく常に緊張感を持って臨むことが重要になります。

 

まとめ

面接は人が人を評価することになりますので、成績だけでは表せない部分が多々あります。

印象で決められては公平性に欠けると思われるかもしれませんが、社会人になれば印象で評価が変わることはよくあります。

何のために企業が何度も面接を行うかを考えれば印象の大切さはわかってもらえるはずです。

気疲れしてしまいそうですが、見直すところがあった人は社会人になるための勉強だと思って意識して言動を変えていきましょう。

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