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インターンシップはただ、見学体験するだけではありません。近年はインターンシップが選考の一つになっているといいます。しっかりと傾向を理解したうえで、自分をアピールするいいきっかけに、就職を有利に進めていきましょう。

インターンシップと就職内定の関係

近年、インターンシップというのが、流行りかのようにどの業界の企業でも、取り組まれています。むしろ、インターンシップを取り組まないと採用活動ができないとまで言われている世の中になってきています。

当初は、文部科学相が1日の体験ではインターンシップと呼ばない。体験を行い、職業感を養うなどと提言をしていたものの、実際はそうはうまくいきませんでした。

このことから何度も見直しはされていますが、世界的に見て新卒一括採用をしているのは日本ぐらいで、他の国は卒業後にインターンシップを行って就職先を決めるそうです。

特にインターンシップに力をいれているアメリカ、ヨーロッパなどを参考にして最初は業界研究を行うためとの名目でしたが、近年では、1dayインターンシップが主流となっているのが実際のところです。改めて最近の傾向とこれから就職活動を行う学生さんに向けて下記のようにまとめています。

インターンシップの最近の傾向

体験というよりも、説明会のような感じで、参加しても一方的な会社の概要や説明を聞かされただけで何も体験はなかったとの声を学生さんからよく聞きます。

しかしながら、このインターンシップ参加がいつの間にか選考のひとつの条件になっている企業もあると言います。

ただ単に興味本意で参加をするというのではなく、しっかりと目的意識をもって参加することを勧めます。

実際の体験談

  • 2月に開かれたインターンシップに参加をした学生さんのみ3月からの選考に呼ばれた。
  • 友達は、試験を受けることができるエントリーシートを後日郵送で受け取ったが、私は何もその後なかった。
  • あれ体験ではなくて、1次選考のようなものですね。

という話を聞きました。

企業の背景

どのような企業も近年過去に例をみないくらいの人手不足です。少子化の影響が出ています。そのため、インターンシップに時間とお金をかける余裕もありません。

そのために、いかに短期間で学生に会社のことを知ってもらい早い時期から募集団を集めて、スムーズに選考を終わらせたいというのが事実です。

インターンシップというよりも、1次選考化しているとなってしまっているのはこのためです。

参加の為にはどうすればいいの?

まずは、インターンシップに参加するためのエントリーの段階から就職試験が始まっていると思って下さい

ただ企業が知りたいからだけでは、インターンシップさえ、参加ができません。自分にどのような目標、目的があるかをしっかりと人事担当者にわかるように記入することが大切です。

新卒の就職活動は決して3年生の3月スタートではありません。実際のところ、だんだんと早くなり夏のインターンシップから就職試験が始まっていると言っても過言ではありません。

積極的に自分をアピール

学生さんとしても学業も忙しいなかでせっかく参加するのであれば自分をしっかりと人事担当者に売りこんでください

ただ、ぼっと聞いているのではなく、最低限メモをするなどしてアピールをしてください。何事も、やってみるという前向きな気持ちを大事にして下さいね。

体験終了後のアンケートは丁寧に!

体験終了後、企業への参加アンケートを書いて提出して帰るということがあります。アンケートといっても、簡単に感想などだけを書いて出せばいいやという甘い考えでいてはいけません。

実際これが、1次試験になっていたとのこともあります。

しっかりと、丁寧な字で具体的に体験したことによって、自分が感じたことを具体的に書くことを意識して下さい。

人より少し差を出すためには!?お礼状を!

やはり採用活動というのは人と人との関係です。ささいなことですが、インターンシップ終了後にお礼状を出してください

当たり前のことですが、社会人のマナーや仕事をしてからもきっと大丈夫だろうなと思われるます。実際、インターンシップをして現場の雰囲気を感じとることで離職防止にも役立ちます。

企業と企業を比べる

やはり一社だけでは、よく業界についてもわからないことがたくさんあります。メリットばかり話す会社もあり入社後デメリットを見てびっくりした。とならないようにも比べることは大切なのです。

また、一社の情報だけを知ることで、それがあたかも当たり前のように思ってしまいます。

日本にはたくさんの企業があり、雰囲気もそれぞれ違います。実際に見ることで、思い込みしていた部分が変わるかもしれません。学生のうちしか、企業にインターンシップなんて、できません。アルバイトもあると思い忙しい中だとは思いますが、人生かかっています。

人からの情報ではなくて、しっかりと自分の目で見て確かめてくるのが一番だと思います。

以上のようにいろいろとポイントを書きましたが、一番大事なことは、インターンシップを通じて業界、職種についてしっかりと知ることが大事です。

企業もあまり時間がない中ですが、いい人材がほしく、さまざまな取り組みをしてみえます。業界を絞り同じ業界ばかりインターンシップしている学生さんもいます。

百聞は一見にしかずです。

同じ業界でもその中で、自分はどの会社に向いているのか、自分は将来何に向いているかをじっくり考え、しっかりとスケジュール管理をして計画的にインターンシップをしてください。

また、学校によってインターンシップの保険なども違います。

一度学校に問い合わせをして確認したうえで参加をしてください。怪我などには十分に注意をして、実のあるインターンシップの体験ができるといいと思います。

まとめ

インターンシップが選考につながっていることが理解できたでしょうか。

インターンシップをきっかけにして、しっかりと業界を研究することが離職防止につながります。

実りある就職活動の一つとして自分を見つめ直して将来有望な人材になりますように、皆様の就職活動が成功することをお祈りしています。

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