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大手企業同じ就職をするなら名の知れた大きな企業に入りたいと思うものですよね。

そう簡単には倒産しないので安定感がありますし、ちょっとした自尊心も満たされそうです。

ですが、同じことを考える人は多いので、大手企業は狭き門でもあります。

そんな関門をくぐり抜けてでも大企業を選ぶべきか否か、メリットデメリットを挙げていきましょう。

大手企業に就職するメリット

大手企業に入社するとなんとなく人にも自慢できますし、親も安心するというのが定番のイメージになっていますよね。

ですが実際に大手企業に入社することはどんなメリットがあるのでしょうか。

 

安定している

大手企業の最大のメリットは何と言っても安定感です。

売り上げ規模が大きいのでお給料も同年代よりも貰いやすいですし、もちろん絶対ということはありませんが、中小企業に比べればそう簡単には倒産することもありません。

安定した仕事があるということは生活を落ち着かせることにもなりますので、ライフプランが立てやすいのは大きなメリットでしょう。

安定志向の人なら是非とも狙いたいところですよね。

 

ワンマンになりにくい

大手企業の場合、上場企業となっているケースも多いです。

そのため企業の情報は常に株主に情報を開示しなければならないので、あまり無茶なワンマンは成り立ちにくいです。

また、それでなくても世間から注目されていますので何か目立った動きがあれば必ず話題になってしまいますよね。

大手企業でも親族経営をしている場合もありますが、その場合でも社内には人材が豊富ですので好き勝手にするというわけにもいきません。

中小企業の場合は社長の権限が必要以上に強い場合もありますが、その心配が少ないのはありがたいですね。

 

大きな仕事がやりやすい

大手企業はそれまでの取引や培ってきたノウハウがありますので、中小企業よりも遥かに大きな取引をする機会に恵まれています。

中小企業ですとどうしても信頼度や資金面の問題がありますので、大きな仕事をするまでには時間がかかってしまうことが多々あります。

ですが、大手企業であれば若いうちから大きな仕事にチャレンジすることもできるので、非常にやりがいを感じることができるでしょう。

また、これは良いと思うかは個人の判断次第ですが、大手企業の看板がありますので仕事もスムーズに進みやすい傾向があります。

それどころか仕事の方からやってくることもありますので、仕事が取れずに苦労するという経験はあまりしなくても済む可能性は高いです。

よくいるのが自分が凄いと勘違いして仕事を甘く見る人ですが、会社の力がアドバンテージになっていることは忘れないようにしてくださいね。

 

給与や福利厚生が充実している

大手企業は多くの場合、お給料や福利厚生が非常に充実しています。

仕事をする理由はいくつもありますが、やはりお給料はやる気に大きく影響を与えますよね。

福利厚生も安心して仕事をする上では欠かせませんし、その企業ならではのちょっとした特典がつくことで生活も豊かにすることも可能です。

中小企業ですと基本的な福利厚生は整っていたとしても、余裕がないのであまり特別な特典を付けるのは難しいものです。

その点大手企業の場合は社員への還元もできていますので、その企業の社員で良かったと思うシーンも多くなりそうですが、まさに企業の目的がそこなので存分に享受しましょう!

 

大手企業のデメリット

良いことづくめのように見える大手企業ですが、考えようによっては当然デメリットもあります。

自分が仕事に求める内容によっては、大手企業では自分の力を発揮しきれないという人も出てくるでしょう。

 

競争が激しい

大手企業は社員が多いので当然その分競争も激しいです。

就活をする際には倍率が桁外れになることも当然のようにありますので、突破するのは簡単なことではありません。

大手企業ばかりを狙いすぎてまったく内定をもらえないという就活生が毎年出ますが、それはこの倍率の壁によるものです。

また、入社してからも非常に厳しい競争が待っているのも大手企業ならではです。

上昇志向が強い人ならどんどん出世を目指したいでしょうが、それこそ優秀な人材が集められた中で少ない椅子を奪い合うのですから気を抜く暇もありません。

競争が染みついた社内で、ピリピリしながら仕事をするのは耐えられそうもないという人にはちょっと辛いかもしれませんね。

だからといって上昇志向を見せないとやる気がないとされてしまいがちなのも大手企業の特徴ですので気を付けましょう。

 

配属先が選べない

大手企業は社員も多く、部署も多様になります。

企業によっては同じ会社なのにまったく別の業種を扱っているということもザラです。

そんな大手企業ですので、自分が望む通りの仕事ができる保証はまったくありません

むしろ自分の希望は通らないと思っておいた方が良いでしょう。

特に役職者にでもならない限りは、ジョブローテーションを導入していて何度も異動を経験する可能性も十分あります。

そんな中で自分が本当にやりたい仕事ができるようになるのは、これもまた競争ということになります。

また、勤務先も同様に選ぶことができませんので転勤をしなければならないケースも多々出てきます。

最近では勤務地は希望を聞き入れてくれる企業も増えてはいますが、転勤ができないことでチャレンジできない仕事もあるので考えものです。

転勤はどうしても嫌だという人には、支店が多い大手企業は気が気ではないですね。

 

企業の規模より社風が大事

企業選びで最も大事なのは規模よりも社風が自分に合うかどうかです。

これを忘れてしまうと仮に大手企業に入社することができたとしても、まったくなじめずに仕事で活躍できないどころか耐えられなくて辞めることにもなりかねません。

せっかく頑張って入社したのにそれでは辛いですよね。

説明会や面接を通じてあまり納得いかないなと思った時には一度立ち止まって本当に進むべきかは考えるべきです。

どんなに世の中では良い企業だと言われていても、自分に合うかどうかは別問題です。

社風が合う中小企業で働いた方が何倍も活躍出来て幸せになれるということもありますよ!

 

まとめ

大手企業は憧れの存在ではありますが、そこに入社するまでは大変な道のりですよね。

もちろんそれだけの価値はあるのですが、メリットとデメリットはしっかりと理解した上で入社を考えるようにしましょう。

大手企業に入社するだけが正解ではありませんので、自分にとって一番良い選択であるかどうかはじっくりと考えてくださいね。

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