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就活において最も重要といっても過言では無いのが面接試験でしょう。面接試験は企業にとっても採用において最も重要視しています。面接官に好印象を与えることはすなわち、就職活動を有利に進めていくことにつながるのです。ここでは、面接官はどんなところを見ているのか、好印象を与えるために注意すべきところは何か解説していきます。


見た目の重要性

人が感じる第一印象は視覚から得られるものがほとんどです。これまで何十人何百人と面接をしてきたであろう面接官であってもそれは同じです。短い時間しか与えられない面接試験においては見た目が与える印象も大きなウェイトを占めるのです。これはなにもカッコ良くないといけないとか、キレイでないといけないと言っているわけではありません。当たり前のことが当たり前にできていることが大切なのです。特に印象を与えるポイントを3つあげてみます。

  • 髪型
  • 服装(着こなし)
  • 清潔感

どれも本当に当たり前のことです。ここでもう少し細かく解説します。まず、髪型については短髪がいい!とか長髪はダメ!ということではありません。どんな髪型であれ、長い間放置されたボサボサな髪型ではなく、きちんと意識してセットしているという印象を与えることが大切です。

次に服装です。これについても高いスーツを着ればいいというものではありません。自分の体に合ったサイズで他人から見ても違和感を感じない見た目であることが大切です。

最後に清潔感です。清潔感と言っても特別に何かする必要があるわけではありません。きちんと髪型を整えて、自分に合った服装をしているだけで清潔感は出るものです。そのほか、職種にあわせてヒゲを整えるなど、業界をわきまえて清潔感を出すことが大切です。

元気のいい受け応えの重要性

集団面接であれ、個人面接であれ、元気のいい受け応えというのは意外と大切です。質問されたことに対して、ボソボソと小声で返事をされたのでは面接官はそれ以上聞く気になれません。せっかく良い事をしゃべっていても聞いてもらえないのでは台無しです。質問を受けたらまず、「はい!このことについては……」と元気よく受け答えすると更に深く質問してくれることにつながり、面接を自分優位に進めやすくなります。

第2新卒面接面接というのは会話のキャッチボールです。これはすなわち、この人が他人とを取れるのかというところを見ているということなのです。コミュニケーションが必要なのは営業職など、顧客と直接接する職種だけだろうと考える人もいるかもしれませんが、それは間違いです。どんな仕事でも円滑に進めていくために上司やチームのメンバーと適切なコミュニケーションが取れるということは大切なことなのです。元気よく受け応えすることで私はコミュニケーションが取れる人だとアピールしましょう。

企業研究の重要性

就職活動をしているのですから、企業研究をすることは当然のことです。しかし、この企業研究ができていない就活生が多いというのも事実です。もちろん沢山の企業の採用試験を受ける場合にはひとつひとつの企業研究を深くしていくことは難しいでしょう。しかしそれでも面接官に「この人はよく勉強している」という印象を与えることはとても大切です。ここでは企業研究にあたって特に意識しておくべきことに触れてみます。

企業研究では業界研究が重要

多くの企業はこれから採用する社員に自分の会社を支えていく人材になってほしいと考えているはずです。これからの会社を支えていく人材とは、業界の流れや置かれている環境を踏まえて今後どうしていくべきなのか、どんな商品やサービスを提供していくべきかを考えられる人間です。就職活動ではまず業界を決めて企業を決める、という方も多いと思いますので、そのような方は特にこの業界研究を進めておくと、企業が変わっても使える引き出しが多くなるでしょう。

ネガティブなニュースこそ情報収集

面接試験を受験するにあたって、企業の近況を調べておくのも当たり前でしょう。ここでポイントとなるのがポジティブなニュースよりもむしろネガティブなニュースを調べておくことです。ではなぜネガティブなニュースが重要なのでしょうか?それはネガティブなニュースにこそ、その企業が抱える問題が浮き彫りになるからです。もし、「最近の自社のことで耳にしたことはありますか?」といった自社の近況に関心があるか?という質問がされた時に、あえてネガティブなニュースをあげ、これに対し「自分ならこうする」という意見を述べることができれば、面接官の興味を惹くことができます。さらに悪いところを含めても自社を受験して変えたいと思っているという印象も与えることができるのです。

まとめ

面接試験ではわずかな時間で面接官に与える印象がとても重要な要素になります。今回紹介したのはどれも当たり前のことと言えるかもしれません。しかし、この当たり前のことを当たり前にやって試験にのぞむことがとても大切なのです。

面接官も人間です。目や耳に与える印象や自社のことを本当に思っている人材かという面が、合否に大きく関わってきます。面接官(企業)がなぜ人材を求めているのか、どんなことに困っているのか、どういう人材を求めているのかをしっかりと分析し事前に準備をしておくことが面接試験突破にはとても大切なことなのです。

就職活動は人生のこれからの人生の大部分を占める働く企業を決める活動です。だからこそなく、本来の力が発揮できるよう、やるべきことをしっかりやって面接試験に挑みましょう!

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