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これから転職や就職の面接を受ける方や、面接のノウハウや受け答えは練習して、準備万全でも、意外とこまかいところを見落としてしまいます。今回は人事担当者が実は見ているポイントをいくつかご紹介してきます。

転職や新卒の就職活動で人事担当者が意外と見ているポイント

転職や新卒の就職活動の面接などで人事担当者の方は、どこを見ているのだろうということは面接を受けるほうにとってはかなり重要なポイントなります。

そこで今回は、面接前、面接中、面接後にわけて、注意しておくポイントをお伝えしていきます。

面接前のポイント

面接前!?とおもわれるかもしれません。

面接前のことまで、人事担当者の方はみているのだろうか?と疑問が湧いてきます。もちろん、必ずしもチェックされているわけではありませんが、ですが油断は禁物です。どこで人事担当者の方が見ているかわかりませんし、行動は面接にも影響してくるかもしれません。

当日の行動と到着時間

一つ目は、面接日当日の行動です。あなたは、何分前に面接場所へ到着するでしょうか?

これも重要なポイントです。

例えば、2時間、3時間前に到着して、待っていようとしても、さすがに会社のほうも準備ができていないはずです。このような行動は、自分では時間前行動をアピールするのによいと思っているかもしれませんが、逆効果です。むしろ、度がすぎていると非常識に近い印象に見えますので、数時間前に到着してしまうというのは避けましょう。

ではどれくらいがちょうど良い到着時間なのでしょうか。

答えは、大体30分から20分前ぐらいで十分です。

 

それ以上前ですと、理想的には40分ぐらい前について、10分ぐらいで身の周りを整えたり、気持ちを落ち着かせるのがよいでしょう。

そして、30分から20分ぐらい前に、待合室などにつくというのが良いでしょう。

あまりにも待ち時間が長いと疲れてしまったり、緊張が増してくる可能性が高いです。もちろん、ギリギリに到着するのは言語道断ですので、できるだけ避けましょう。

当日の交通機関などの都合で遅れる時は、かならず事前に電話を一本入れておきましょう。

これだけで随分印象がかわります。また、矢も負えない交通機関の遅延などは、証明書をもらっておきましょう。万が一は間に合わない可能性もあります。

面接中のチェックポイント

面接中は、とてもたくさんポイントがありますが、いくつか特に大切と思われることをご紹介します。

目線

一つ目は、目線です。

目はその人の人となりや、精神状況を表すもっとも端的な場所です。

例えば、目線がいつも下向きで、目を合わない人だと、暗い人、社会性の欠落した人という印象を与えます。
対人関係に問題があるとか、周りに適応するのが難しいのではないかと推測されてしまいます。
目線が宙を泳いでいて、留まらない人は、落ち着きがなく、ソワソワしている印象を与えます、ADHDのような注意欠陥多動性障害を連想させ、なんとなく集中力がなく、多動行動がある人を連想させます。
話している最中に時々目線を外したり、話し終わったとたん目線を外すような人は、反抗的で、面接官の意見に不服があるような印象を与えます。攻撃的とか、常に不満を持っている人を連想させます。

このように面接中の目線から、多くのことを想起させますので、注意が必要です。

理想的には、面接官の鼻や額などに焦点を合わせれば、話し手に圧迫感を与えることもありませんし、自分自身もずっと目を見ているほど緊張しなくなります。

姿勢や体の動き

二つ目は、姿勢や体の動きです。

これもとても大切です。

姿勢が正しいと、堂々としていて、自分に自信があるように見えます。反対に猫背でうつむきかげんだと、自信がなく、ネガティブな印象を与えます。

そして体の動きも重要です。

どっしりと構えて、あまり動かないのがよくて、体がフラフラ動いたり、多動が目立つと、落ち着きがなく、いい加減な印象を与えます。

不必要に体を大きく動かすようなジェスチャーは、わざとらしく見え、いかにも面接用に見えたり、少し風変わりな人のような印象を与えるので、これも厳禁です。

面接では、それほどジェスチャーなどは求められません。感情表現が豊かであることを表現したいのかもしれません、それは顔の表情だけで十分です。

表情の大切さ

三つ目は、まさにその表情もポイントなります。

顔の表情は、豊かであったほうがいいのですが、それでもあまりにも度が過ぎると、喜怒哀楽が激しくて、感情が過度に変動する人という印象を与えますので、適度な表情の変化で十分です。

常に笑顔を心がけますが、笑いすぎや表情を笑顔で固定したままなのも不自然です。話しかけられた時に、軽く微笑みを浮かべるぐらい十分です。

始まりから終わりまで常に笑顔というのも、少し不自然ですし、へらへらした印象を与えるので、これも注意しましょう。

面接後

面接後は意外と気を抜いてしまいますが、実は重要です。

人事担当者の方は、会社を出るまで見ているかもしれませんので、会社を出る、あるいは帰宅するまでは気を抜かないでくださいね。

もちろん、家までついてくることはまずありませんが、気持ち的にはそれくらいの緊張感をもってください。

とりあえず面接が終わったら、まずはホッと緊張感をとり、お手洗いなどにってリラックスして、明るい気持ちで帰路につきましょう。この時に受付などでももしかするとチェックされているかもしれませんので、良い印象が与えられるように、緊張の糸をまだ切ってはいけません。

受付では、礼儀正しく、適度に声でお礼の挨拶を述べましょう。

仰々しい挨拶は必要ありませんが、ありがとうございました、そのひところで十分です。心構えとしては、会社を出たら振り返り、一礼をするぐらいの気持ちでいましょう。

まとめ

このように、面接中の態度や質疑応答の答えは以外にも、しっかり見られていることがたくさんあります。

競合の方と面接の結果や筆記試験は拮抗していることが多いので、こういった人的印象が合否をわけることがよくあります。このような事柄は、ふとしたタイミングで出てしまうので隠しきれませんので、是非しっかり把握しておきましょう。

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