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面接のときは話す内容だけで合否が決まるわけではありません。
ふとしたときの表情やしぐさ、細かな反応などもチェックされています。
では、面接での合否を左右するポイントを紹介していきます。

書類審査が無事に通ると、次は面接です。
面接では基本的なことを聞かれることになりますし、新卒相手の面接は特に「社会人として適応できそうかどうか」という所をチェックされていきます。

しかし人事担当は今まで多くの人の面接を行っていますから、思いもよらない部分をチェックしています。

ではしっかりチェック項目を知り、面接の対策を行っていきましょう。ここでは面接での受け答えについて詳しく紹介していきます。

面接の受け答えのポイントとコツ

質問の意味を正確に理解しているかどうか

同じこと言っても、聞かれていることをすぐに理解できる人とそうでない人がいます。
答える内容ももちろん大事ですが、「すぐに相手の言っていることを理解する」という能力は仕事をしていく上でとても大事なことです。

例えば「ABCの内どれか」と聞かれているのにも関わらず、「1番か2番です」のようなずれた返答をしてしまうと、理解力がないと判断されてしまいます。

普段であれば問題なく相手の言っていることが分かるという人でも、面接になると緊張するため、少しずれた回答をするという人も多いです。
仕事の種類にもよりますが、あがり症の人よりも、落ち着きのある人の方が仕事がしやすいと判断されます。

そのため相手の質問をしっかり理解し、「求められている範囲の答え」を伝えるようにしましょう。こういった理解力は、新卒の人でも日ごろから練習をすることで改善していくことができます。

返答が分かりやすいかどうか

自分の気持ちを素直に伝えることは大事です。

ですがあくまで面接なので、相手が理解しやすいように伝えるということを意識していきましょう。

どんな仕事でも人との関わりがあり、コミュニケーションをとる必要があります。

正しい日本語を使い、主語や述語などを意識して簡潔に説明できるようにしていきましょう。

1つの質問に対して3分以上の回答は理解しにくいです。長く話すのではなく、簡潔にスッキリと言葉をまとめ、「説明上手」になると好印象となります。

 

良い内容を話すことと同じくらい、うまく相手に伝えるということが大事です。

喋る内容が「作った内容」になっていないかどうか

人事担当は今まで多くの人を面接をしてきています。そのため「よくある回答」というのがあります。

面接では「志望した動機」や「入社してからやりたいこと」などはよく聞かれる質問です。面接を受ける側もリサーチして言葉を用意しますが、面接官からすると「ネットの言葉を引用している」というのは何となく分かります。

今まで何度も聞いている返答だと聞く意欲もそがれるため、「作った内容」ではなく自分でしっかりと考えることが大事です。そのためにこういったことを意識していきましょう。

  • 無難すぎる返答は少なくし、自分の考えをしっかりと入れる
  • ネットからの引用は面接官にバレているので極力使わない
  • 1つでも良いのでインパクトを残す

確かに無難な返答も時には大事です。ですが、それでは多くの中の1人になってしまい印象が残りませんから、特に面接人数が多いときは自分の印象を残すことも大事です。

イレギュラーな質問をしたときの反応

面接によってはあえてイレギュラーな質問をし、相手の反応を見ることがあります。
その目的はこのようなことです。

  • イレギュラーな場面に対応できるかどうかのチェック
  • 困ったときの表情チェック
  • 困ったときの返答チェック

仕事をしていると必ずといってほどイレギュラーな場面があります。
そういったときに上手く立ち回ることができるかどうかをチェックしています。

例えば「今日の朝ごはんは何を食べましたか?」「資源リサイクルについてどう思いますか?」など、全く仕事内容に関係がないようなことです。

こういった質問をすると表情がこわばるのか、すんなり答えるのか、眉間にシワを寄せるのかなどをチェックしています。

そういった返答や表情は、仕事に就いてからもそのまま出やすいです。
同じ職場の人やお客さんとうまくいくかどうかなど、その人の性格を知るために質問しているので、ハッキリと答えるようにしましょう。

挙動不審、眉にシワを寄せて困る、何も答えられなというのは印象が悪いので注意しておきましょう。

面接では「返答」よりも「印象」を大事にしている企業も多い

面接で聞かれることはだいたい決まっていますし、予想ができます。

そのため準備することができますが、答える内容には自分の色も出すようにしましょう。

大手企業になればなるほど、多くの面接をしてきています。ありきたりな内容は「つまらない」と思われてしまうことが多いので、自分の言葉を使って相手に伝えていくようにしましょう。

また表情やクセなど、自分で分からないこともあるので、一度面接の練習を動画で撮影してみるのもおすすめです。挙動不審にならないようにし、アゴを下げ、適度にリラックスして臨むようにしましょう。

面接の際の質問事項と模範解答・サンプル

弊社のどこが良いと思いましたか?

御社のホームページを拝見させていただきましたが、非常に興味深かかったです。
私の理想とする信念に近く、ここなら社会人として成長しながら仕事に邁進できると感じました。

特に「新しいものを創造していく」という姿勢は、私も非常に共感ができます。

新しいものを生み出し、良い物を残していくという考えは私も昔から思っていたことですし、その点に非常に魅力を感じました。
御社であれば私のもっている力を最大限引き出し、また、会社の力になることができると確信しています。

まとめ

面接では質問に対する返答と共に、しぐさや表情なども見ています。
そのため、優秀な答えを返せる人が採用されるというわけではありません。

結局は「一緒に働きたい」と思わせることができるかどうかです。

挨拶や目線、妙なクセがないかどうかなど、人として基本的なことをまずは正すことも大事です。

 

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