人事担当者として勤務している私から見た、面接時に見ているポイントについて紹介していきたいと思います。どんな学生が、印象がよく、内定に繋がるの!?
目次
面接時に人事担当が見ているポイント!(印象はここで決まる!)
面接時に、人事担当者は、こんなところを見ているということについて、企業で人事担当者として勤務している私から見たポイントを紹介していきたいと思います。
実際に新卒で就職活動をしているという方や、面接時になかなかうまく結果が出ないという方に少しでも参考になれば良いと思います。
面接は最大の関門!内面を重視!
まず、面接は、就職活動において最大の関門とも言える難関ということになると思います。
緊張もするでしょうし、うまく話せないという経験もすると思います。
しかし、私の会社で面接で、採用者を決める場合には、何もうまく話ができていたから採用するということや、輝かしい経歴があるので採用するという方法ではありません。
面接時に、私が一番見ているポイントというのが、話をした内容ということではありません。その学生が、素直に、自分の言葉で自分を表現することができているかということを見るようにしています。
パターンとしては、履歴書に輝かしい経歴がたくさんあり、履歴書だけ見ると、すごい人物であったとします。このような場合、実際に面接をしてチェックするのは、その経歴が本当なのかどうかということはもちろんですが、自分を過大評価していないかというところを見ています。
履歴書にはあれだけ輝かしい経歴を書いていたのに、実際突っ込んで話をしてみると、想像と違っていたというケースは何回も経験してきました。
このような場合は、自分を過大評価している人材ということになってしまいますのでいくら、履歴書に素晴らしいことが書いてある場合でも、面接での結果としてわ不採用となる可能性が高くなってしまいます。ですので、自分を、謙虚に素直に表現するということが大切になってきます。
履歴書に書いてある内容に、突出したような経歴がない場合も、もちろんあります。ですが、それを負い目に感じる必要は全くありません。
マニュアル回答だけでは熱意が伝わらない!自分の言葉が大切
面接時に、あらかじめ考えてきたようなマニュアルのような回答をしてくる学生さんもたくさんいますが、もちろん面接対策として準備をしてくるということは、社会人としてもすごく大切なことであるのは間違いありません
が、マニュアルを暗記してきたような回答は、聞いていてわかってしまいます。なぜならば、頭で考えただけの回答ですので、表情であったり、熱意であったりが伝わってきません。
そのような場合には、言っていることがお手本のような内容であったとしても、印象としては、全く良くないことが多いです。
こんな素晴らしいことを言っていたのに少し切り口を変えるともう何も言えなくなってしまう場合は、やはり、自分に嘘をついているのではないかと思ってしまいます。
自分で考えて、自分の言葉で発言したことについては、切り口を変えて質問しても、自分なりの言葉で、対応してきます。ですので、いかに対応能力があるのかということを重要視するようにしています。
とにかく、うまく、当たり障りのない言葉を並べて面接を乗り切ってきたなという印象の学生よりも、なかなかうまく話せていなかったが、自分の言葉で答えていたなという学生の方が私はこの先一緒に働きたいなと思います。
新卒の学生さんには、自分を背伸びさせて面接に臨むよりも、等身大で面接に臨んだ方が結果は良いと言えると思います。
面接時の回答例「希望理由」
Qなぜ弊社を希望されたのですか?
A私は、人と話をすることが好きです。学生時代もアルバイトで接客の仕事をしていましたが、お客様に喜んでもらえた時に、暖かい気持ちになることで、自分には、このような仕事が向いていると思いました。
御社のようなお客様と一緒に喜びを分かち合うという経営方針に憧れていまして、御社を志望させていただきました。御社のようなお客様を大切にする会社で、精一杯頑張りたいと思ったからです。