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ひところで転職と言っても、どのような職種につくのかによっても、その対策方法はかわってくるはずです。特に面接で重要視されるのが目線に関することです。今回は職種別に目線にかかるエピソードや対策方法をご紹介します。

面接で気をつけないといけないポイント

転職活動や新卒で就職活をしている方にとって、面接で気をつけなければいけないポイントがいくつかあります。

特に面接官が見ている大切なポイントして、目線にかかわることがあります。そして、ひところで対策方法と言っても、希望する職種によってかわってきます。人事担当者の方も、将来つくだろう仕事の種類によって判断します。次のような職種別の対策方法があります。

営業職のきになるポイント

営業職の方の面接での目線に関するポイントしては、その仕事上、目線は常に相手を惹きつけるようなものでなくてはならないということです。それには次のようなことに気を付ける必要があります。

一つ目は、相手の話している時は、ほどよく目線をそらし、相手に話をしやすいようにするということです。

じっと相手の目を見て話すことは確かに一般的にはとても良いことなのですが、見つめすぎると相手に圧迫感をかんじさせてしまいます。そのため、営業職のような常に対人の仕事の方は、相手に良い印象をもってもらい、そのうえで相手に自分の話を聞いてもらう必要があります。

これに必要なのは、適度なアイコンタクトです。

 

つまり時折目線外しを意識的にする必要があります。このような適度なアイコンタクトが出来る人かということを面接官の人は見ている可能性があります。そして、自分が話している時は、かならず相手の目を見ることです。宙に浮いてしまったり、ぼんやりした目をしないことです。どちらかというと、営業職の方は自分が話している時の目の動きや、目線をみられていので、相手をひきつけるような目の動きをするのが理想的です。

事務職のポイント

事務職の方にとって大切なのは、臨機応変な態度や細かな心配りです。

一般事務のかたであれば、マルチタスクを同時進行で行う必要がありますし、経理事務などであれば、一つのことに集中している必要があるでしょう。営業事務なら、お客様と営業マンのパイプ役になりますし、営業職のかたのサポート役として縁の下の力持ちに徹しなければいけません。

このようないろいろな種類の事務のかたに共通するのは、相手に不快感を与えないことや、常に周りと協調していかなければならないということです。そのため、あまり我が強かったり、自分本位な人、自分のやり方を固辞しようとする人、マイペースすぎる人は好まれません。

つまり、いろいろな人と接して、その人達と上手くやっていくことが何よりも大切なのです。

 

ですので、目線についても、周りの様子とうかがったり、間のよいタイミングでアイコンタクトを適度にとる人が好まれ、挑戦的な態度で目線を外したり、逆に凝視しすぎて相手に威圧感やプレッシャーを与えてしまうような人は好まれません。

また、経理事務のような方は、専門性も問われますし、正確さなども大切です。

そのため、集中力があるかということも見極められます。目線という点では、あまりフワフワといろいろなところを見たりせず、一点を集中しているようなタイプの方のほうがこのポジションにそぐわしいです。一言で事務といっても様々ですが、それぞれの種類に応じた面接での態度が必要になります。

販売職の面接のポイント

販売職の方は、とにかく常にお客様と接することになるので、目線が相手に与える影響を一番考える必要があります。

優しい目線で、相手に安心感や安らぎを与えることや、真面目さや信頼性を感じられる、これが必要です。といっても、こういった目線とはどんなめせんかというと、なかなか訓練などではどうにかできることではありません。ですが、相手に信頼感や安心感を与えるには目線はやや目そのものから外し、目の周りを見るのが良いといえます。

よく販売職の方は、大柄な方よりも小柄な方のほうがいいといわれますが、これもそのような理由です。あまり体の大きな方は、どうも安心できない、恐怖や威圧感を抱かせてしまうのです。

その意味では、目線もそれと同じです。凝視しすぎたり、眼光が強すぎる人よりは、やや目線を外しているぐらいの人のほうがよいと判断されます。ですので面接でも、あまり面接官の顔をじっと見すぎるよりは、少し目線をあわせないぐらいのほうが逆によかったりします。

管理職への面接のポイント

第2新卒やある程度社会人歴がある人は、管理職にチャレンジしようとしている方もいるかもしれません。このように管理職を目指される方は、顔の表情を含め、目線からこれまでの経験やマネジメント能力なども図られるかもしれません。

管理職としては、統率力やリーダーシップ、判断力や洞察力などが見られます。このような判断基準にふさわしい目線の動きとしては、まずは視線に強い力があることです。

人の上にたち、グループやメンバーを纏めていく立場ですので、気弱さや、頼りなさは感じさせないことが大切です。

 

グループの長としてふさわしい堂々とした力強い目線が必要です。かといって、相手を下にみたり、バカにしたような目線は厳禁です。

こういった上司は部下からの信頼も得られず、逆に嫌われてしまいますので、包容力や度量の大きさを感じられる眼力も必要になります。つまり管理職の方は、視線の動きだけでなく、圧力といいますか、強さなどを人事担当者の方は見ています。

これはなかなか訓練で得られるものではありませんが、普段から相手の目をしっかりと見ながら話すことを心がけましょう。適度な瞬きをしながら、相手に懐の深さや包容力を感じさせるようにしましょう。

まとめ

このように面接での目線や視線のパワーはとても大切なんです。

人事担当者の方は、常にこれらから、その人の人間性や社会性をはかろうとしています。そしてこれは職種によってかなり違ってくるということが今回おわかりいただけたことと思います。

今回は、事務職、営業職、販売職、管理職の方向けにお話しましたが、それ以外の職種を狙われている方についてもまた次の機会にお話していこうと思います。

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