採用面接で、絶対避けておきたい言動がいくつかあります。面接官は、みていないようで細かいところを見ています。ちょっとした言動が、面接の結果に響いてしまうことがあるんですよ。今回はその内容を紹介していきましょう。
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面接時に避けたい言動!これだけは知っておこう!
採用面接時にこれだけは避けておきたい言動がいくつかあります。人事担当者の方は、答えのないようだけではなく、こういた細かなところをチェックしています。そのため、とても些細なことが合否の決めてしまうことがあるんですよ。次のようなことが気を付けるべきことです。
視線を合わせない
面接時に、面接官の目を見ずに話すということは、あなたが恥ずかしがりやシャイな性格ならありえることです。ですが、これはできるだけ避けたい行動です。面接官の方にとっては、目を見て話せない、あるいは話さないということはとても礼儀正しくないと感じる方が多いからです。
目を見て話さないことは、無礼、非社会的な人、人とコミュニケーションが上手くはかれない人、対人恐怖症、集中力がない、上の空、熱意がないなどの印象を与えます。人事担当者の方に目を見るのが困難なら、鼻や口など、完全に顔から視線を外さないようにして、目以外の場所をみるなどの工夫をしましょう。
饒舌すぎる
実は饒舌すぎるのもあまり良くないということをご存知でしたでしょうか。
確かに話術はとても魅力的なその人のメリットとなるのですが、営業トークのような口が上手い人も人事担当者のかたにとっては違和感を覚えます。
特に新卒の方は、マニュアルトークなどを練習しすぎて、やたらに早口になってしまったり、待ってましたとばかりに長々話すのは、台本を読んでいるようであまり良い印象を持たれません。
饒舌かどうかということは、特別な仕事以外はそれほど重要なことがらでないのがほとんどです。それよりは、できるだけ本などで得た知識や用意してきたセリフのような答えではなく、自分の言葉で答えることが大切なのです。また、饒舌すぎるということに加えて、一つのことを長々話し続けたり、蛇足や脱線なども嫌われます。面接は限られた時間でいかに端的に答えるかも大切なポイントなります。
短すぎるこたえ
先の饒舌すぎるということに対して、短すぎる答えというと、相反することなので、どっちなの?と思われるかもしれませんが、実は短すぎる答えもあまりよろしくないのです。
あまりにも答えが短いと、やる気がない、興味がない、どうでもいいと思っているというような印象を持たれてしまいます。もしかして、口下手とか恥ずかしがり、緊張して上手く話せないというような性格をお持ちなのかもしれませんが、それは面接では克服しなければいけません。
先ほど、饒舌でありすぎるのはダメだとお話しましたが、反対も然りです。つまり、バランスが大切ということになります。適度な長さで答えることが大切で、それは短すぎる回答でも長々話し続ける回答でもダメなんです。その場にふさわしい程度の長さ、内容の答えが必要です。
そわそわ落ち着きがない
新卒の方に多いのが、ソワソワ落ち着きがないという方です。椅子に浅く座って、不安感をあらわにするのは、どうしてもあまり良い印象を持たれません。最近は、ADHD(注意多動性行動症)の方もいらっしゃいますが、こういった方は集中力がない、衝動行動をするなど、非社会的な印象を与えます。
できるだけ、落ち着いた印象を持たれるように、しっかりと面接官の方を見て質問に答えること、そして椅子には浅すぎず深すぎずの位置で座りましょう。
姿勢を正しく座ると自分に自信がある人のように見えます。また手は男性であれば、片手ずつそれぞれの膝の上にのせる、女性であれば重ねて膝の上にのせるというようにしておき、あまり動かさないようにしましょう。また、貧乏ゆすりなどは絶対にやめたい行動です。緊張で知らず知らずのうちに足を動かしてしまわないように気を付けましょう。
若者言葉
新卒の方で気を付けたいのは、若者言葉の乱用です。若者言葉は、普段お友達との会話で使っているので、つい面接の場でも使ってしまうかもしれませんが、できるだけ使わないように気を付けましょう。
特に人事担当者の方は高年の方が多いので、若者言葉に拒否感や違和感をおぼえます。正しく日本語が使えない人という印象を持たれます。出来るだけ普段から若者言葉の使いすぎには気を付けるようにしましょう。
これに良い対策方法としては、ボランティアや社会人グループ、地域の活動などに参加していろいろな年代の方と話す機会を持つことです。これによって、自分の若者言葉の使い過ぎのクセに気が付くことができますし、年代による言葉遣いの違いにも敏感になります。そしていろいろな世代、立場の人と話をすることでコミュニケーション能力がつくのもよいところです。