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これで人生の大半が決まってしまうかもしれない面接試験。緊張してしまうのはあたりまえです。しかし、極度の緊張で目が泳いだり、焦った様子が面接官に伝わってしまうとマイナスの印象を与えてしまうかもしれません。緊張は多くの場合、「ちゃんと回答できるかな?」「今日の自分大丈夫かな?」などの不安からくるものです。しっかりと事前準備ができていて、面接官との会話に自信があればその自信が緊張をほぐしてくれます。ここでは、特に緊張しやすい人が、面接試験でできるだけ緊張しないようにするための事前準備について紹介します。

鉄板トークを用意しておく

どんな人にも自分という人間を表現するためのエピソードをいくつかもっていると思います。特にその中で自分の特徴を表現できるまた強みを表現できるエピソードをここでは鉄板トークと呼んでみます。

この鉄板トークの何がいいのか、というとこのエピソードには自分自身絶対の自信を持っているという点です。自分のこれまでを表現することのできるエピソードなのですから、みなさん絶対に自信のあるエピソードでしょう。そういうエピソードを2〜3個持っているだけで自信を持って喋ることができるのです。

面接必勝

鉄板トーク、どう使う?

いくつか鉄板トークが見つかったら、面接ではとにかくこの鉄板トークに会話を導くことを意識して回答していきます。例えば「あなたの強みは何ですか?」と聞かれたら、「私の強みは○○です。それは…(ここに鉄板トーク)…だからです。」と答えることで、自分の得意な会話に誘導することができます。この鉄板トークであれば、更に質問で内容を深掘りされたとしてもきちんと答えることができるでしょう。ただ、一つしかないと、うまく誘導できない可能性がありますので2〜3用意しておくといいですね。

得意分野こそ喋りすぎない

鉄板トークにうまく誘導できた!と思ったらついつい喋りすぎになりがちです。いくら自分が得意なトークでも面接試験では喋りすぎは禁物。面接官との会話のキャッチボールが何回も繰り返されてこそ相手にいい印象を与えます。もっと喋れるのにと思ってもグッとこらえて回答は最小限にしましょう。そして相手からの質問をさらに引き出すことができたら大成功です。自分の得意なネタだけで面接時間の大半を消化できればあまり緊張することもないでしょう。

分からない時用の回答を用意しておく

面接試験で難しいことを聞かれてしまい、これに対して回答することができないということがあるでしょう。就活生はその業界の専門家ではありませんので、答えられないことは当たり前のことなのです。しかし面接官はあえて難しいことを聞いてくることもあります。これは、分からないことやできないことを振られた時にどうするか、をみたいからです。そういうところを見られていると考えて、その場合の対応を考えてみましょう。

よくあるパターンの一つは、「黙り込んでしまう」というパターンです。これは実際の仕事で黙り込んでしまわれたら上司は困ってしまいますよね?面接試験でも同じで、黙り込んでしまって、面接官から助け船を出されるようではダメだと思った方がいいでしょう。

次によくあるのは記憶を辿って目が泳いでいるパターンです。分からないけど過去の経験からなにか回答を出せるかもしれない、と思って色々と思案するのですが、その時に目が泳いでしまう、というパターンもよくあります。面接試験は会話のキャッチボールです。会話の基本は相手と目を合わせて喋ること、これはどんな時も常に意識しておきましょう。

では、何を準備しておけばいいのでしょう?それは、分からない質問が来た時はこう答えるという答えをあらかじめ用意しておくことです。回答例として「不勉強で申し訳ございません。質問の内容に回答することができません。よろしければ教えていただけないでしょうか?」など、分からないことは分からないと認めたうえで、できれば教えを請う姿勢を見せるのです。あらかじめこう答えると決めておけばどんなに難しい質問が来ても焦らずに回答することができるでしょう。さらに面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることもあるので、あえてよく分からなかったことについてもう少し詳しく教えて欲しいとしつもんすることもありでしょう。

大切なのは仕事をするときに置き換えて一度考えてみることです。自分が上司で部下が理解できていない時、部下にどうふるまってほしいかを考えてみると自分がどういう行動を取るべきかがわかります。

まとめ

面接試験は緊張してしまうものです。もうこれはどうしようもありません。緊張しないように考えるのではなく、自分が自信を持って喋れるようにしっかりと事前準備をしておきましょう。

自分の得意な鉄板トークや、分からない時どう答えるか、たったこれだけの準備でしっかりと準備ができていれば面接に対する不安をやわらげてくれます。

これからの人生の大部分を占めるであろう仕事を決めるための面接です。しっかりと準備をしておきたいですね。

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