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就職活動にはさまざまなポイントがあり、インターネットなどでもそれらに対するアドバイスが公開されています。いろんなポイントを考えるがあまり、あれ?何が本当に大切だったっけ?と混乱したり、本当に大切なポイントを見落としてしまうこともあります。

就職活動において最も大切なのは相手の立場になって考えることです。ここではそのポイントについて解説します。

前提として考えておくこと

面接の印象

就職活動はひらたく言えば企業(相手)に採用されるための活動です。相手が望むものをあなたが提供することができる可能性のある人材だと判断されれば成功するわけです。

決めるのはあくまで企業(相手)なのですから、自分がいくら優れていると考えても相手がそう思っているとは限りません。

また就職活動には沢山の人が関わります。そして企業はかなりのリソースを割いています。そのリソースに対して感謝の意を感じるとともに、自分のために時間を割いていただいてという謙虚な気持ちを持ちつづけることで、相手の立場を考えて行動ができると思います。

就職活動をするうえでの前提として、相手がいる活動であること、謙虚な気持ちを忘れないことが大切です。

エントリーシートで気をつけること

もちろんエントリーシートを書くうえでも、相手が読むことを前提に書かなければなりません。エントリーシート提出時に気をつけることは以下のポイントです。

可能な限りで早めの提出

採用担当者は膨大な数のエントリーシートをチェックします。そのことを前提に考えてみると、チェックの時間はかなり必要なことが分かると思います。

締切ギリギリに提出して、「私のエントリーシートをじっくり見て!」ということには無理があるのです。採用担当者が自分以外にも沢山のエントリーシートをチェックしなければならないということがわかっていれば自ずと早めの提出になると思います。

エントリーシートは言わば選考活動のスタート地点です。スタート地点でつまづく事の無いように、相手の立場を理解して早めの提出を心がけましょう。

読みやすい文章を書く

エントリーシートは手書きとパソコン入力の両方があり、企業によって違います。どちらもわかりやすい文章を指定文字内で簡潔に書くことが大切です。

「分かりやすい文章って?」と思われるかもしれません。私の考える分かりやすい・読みやすい文章は以下の3つのポイントを抑えたものです。

① 1文の長さが適切

② 結論→結論を支える補足→まとめ の流れ

③ 句読点、開業が適切

もちろん手書きであれば上手でなくとも読みやすい字を書くことも求められます。

ここで書いているポイントはどれも難しいことではありません。これらを意識し、相手の立場で読み返してみることも大切です。

第三者に見てもらう

エントリーシートを他人に見せるのは若干恥ずかしいかもしれません。しかし、これをやるとやらないとでは大きな差が出ます。

何度も言いますが、就職活動は相手の立場に立って考えることが大切です。第三者に採用担当者としてチェックしてもらうことで、読みづらい部分などを指摘してもらえます。特に、すでに社会人としての経験のある方に見てもらうとよりよい結果に繋がりやすくなるでしょう。

面接試験で気をつけること

面接試験でももちろん相手の立場に立った答弁が求められます。面接試験時に注意するポイントは以下の二つです。

回答は簡潔に

面接試験では、面接官はあらかじめ質問内容をある程度決めています。何度も何度も面接試験をしてきた方々は概ねの時間配分も決まっていると思った方がいいです。もちろん相手の興味を引き出してやりとりの続く面接はいいことですが、最も悪いのは一つの質問の回答に時間がかかりすぎてしまうことです。

エントリーシートのポイントと同じく、面接試験でも1文は長くなりすぎないように注意しなければなりません。長い文章を聴き続けその中から何を言いたいか判断するのは大変だからです。

沢山準備をしてきたからいっぱい喋りたい、という人もいるでしょう。しかしそこはぐっとこらえて必要なことだけを簡潔に伝えることに徹し、その後のやり取りを引き出しましょう。

元気よく!

元気よく!というとそんなの当たり前だと思われるかもしれません。そう、その当たり前のことがとても大切なのです。面接官は沢山の相手と面接しています。

元気が無く、声が小さくてよく聞き取れないような人の話をしっかり聞こうと思えるような心情では無いのです。相手の立場に立って、聞き取りやすいだけの声で明るい声色で回答するだけで問題ありません。

相手の立場に立ち、相手が聞き取りやすいようにしゃべることも大切なのです。

まとめ

就職活動は多くの人・企業が介在します。自分のための就職活動ではありますが、相手の立場を思いやり、相手のことを考えて行動することがとても大切なことです。これは社会に出ても同様です。他人のことをしっかりと考えることができる人材であるということは採用活動においては重要なことなのです。相手に媚び・へつらうことがいいのではありません。相手の立場だったらと一歩考え行動にうつすことでより成功に繋がることになるでしょう。

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