インターンシップは就職活動の中でも重要性の高いイベントとなっています。そんなインターンシップで目立つ人材とはどのような人材なのでしょうか?
今回はインターンシップで人事担当者が「この子はいい!」と感じるポイントや失敗しないポイントについて解説していきます。もちろん、インターンシップでなくとも会社説明会などでも通用するポイントです。
目次
目立つってどういうこと?
インターンシップや会社説明会で思わず目が止まる就活生というのは必ずいます。しかし、これはいい意味もあり、悪い意味の場合もあります。もちろん悪い意味で目立ってしまうとその後の就職活動がスムーズに進むわけがありません。
大切なのはいい意味で目立つこと。いい意味で目立つとはどういうことなのか解説していきます。
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リーダーシップが取れる
特に短期のインターンシップではワークを用意している企業も多いです。その場合、初めて顔を合わせた就活生が協力してワークに取り組んだりすることになります。
そのような時にさりげなくリーダーシップが取れるといい意味で目立ちます。さりげなくというところがポイントです。
グループのリーダーになる!というよりはファシリテーターとして、グループのワークをうまく進めるための手助けをする、くらいの考えで参加するといい印象を与えることができます。
最近では強烈なリーダーシップよりも協調性の高いリーダーシップを発揮する社員の方を求める傾向が強いです。初めて会った人たちで構成されたグループにおいても円滑にワークを進めることができれば評価されることでしょう。
コミュニケーションが取れる
これはリーダーシップと近いところもありますが、やはり初めて会うもの同士でどのようにコミュニケーションが取れるかというのは評価のポイントになります。
なによりも、孤立だけはさけるべきです。孤立している人がいると人事担当の多くはこまめに話しかけようとします。
この状態が続くと、どうしてもその人の印象が強くなり、他のインターン生とコミュニケーションが取れなかった人、という印象だけが残ってしまうのです。
人見知りで初めて会う人はちょっと苦手という方もたくさんいらっしゃると思いますが、これも情報交換のいい機会だと捉えて積極的にコミュニケーションをとりましょう。
質問する
「質問する力」は就職活動において、とても大切です。もちろんその内容がなんでもいいというわけではありません。しょうもないことばかり質問していると逆に悪い印象を与えてしまうこともあるので、注意しなければなりません。
ではいい質問とはなんでしょうか?私の考えるいい質問は相手のことを考えた結果の質問であるということです。相手のことをひとまず理解してみようとしてみたが、やはりよく分からないからその点について質問する、この姿勢が大切です。
こうしてされた質問を受けると、人事担当は「興味を持ってくれている」と感じます。これがいい意味で印象に残るのです。
しかし「質問する力」を高めるのは意外と難しいです。普段の生活からさまざまなことに興味をめぐらし、意識しているといいと思います。
身だしなみにも要注意
就職活動においては、ほとんどの人がリクルートスーツに身を包んでいるため、身だしなみにはそんなに差がでないと感じるかもしれません。
しかし、目が与える印象は思っている以上に大きく、見た目の印象で目立ってしまうことも多々あります。もちろん顔立ちやスタイルなどはどうしようもないことでしょう。ここで大切なのは悪い意味で目立たないことです。
髪型はきちんと整えられているか、スーツやシャツはシワだらけじゃないか、靴はヨレヨレじゃないか等、準備をすればきちんとできる部分は絶対に手を抜かないようにしましょう。
私自身、担当して採用した社員の面接当時の見た目の印象は今でもよく覚えています。改めてその社員に当時のことを話してみると、そんな風に見られているとは思ってもいなかったと言われました。
そのくらい見た目の印象というのは残り続けるものなのです。できる準備はしっかりとやって、悪い意味で目立つことのないように十分注意しましょう。
TPOはわきまえよう
企業文化というのは本当に様々で、少々やんちゃで元気のいい人を好む企業もあれば真面目にコツコツと仕事をこなしてくれそうな人を好む企業もあります。
大切なのは、それらを見誤らないことです。その場の空気をしっかり読んで、大きく外すようなことのないようにしましょう。
ちょっとくらい突飛な発言をして目立ってやろう!と思うこともあるかもしれません。もちろんそれ自体が絶対にダメ!というわけではないのですが、明らかにそういう社員を好まない企業では逆効果です。
周りをよく見て、言ってはいけないことがなんなのか、やってはいけないことがなんなのか、しっかりと考えた行動をとりましょう。