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新卒学生がエントリー企業に対して、提出されるES(エントリシート)について、採用担当者として合否を分けるポイントについてアドバイスさせていただきます。書き方がわからない人!必見です!

新卒の方はESは「誰に」「何を」「なんのために」アピールするのかを明確に!

まず、新卒の方にESは誰に・何を・何のためにアピールするのか尋ねると、多くの学生の方が

「誰に=採用担当者」

「なんのために=試験に合格する為(採用される為)」

という答えることは容易いと思います。

それでは「何を」皆さんはアピールされますか?

それを理解されている学生とあいまいな学生の間に大きな壁があるような気がします。

次に採用担当者が考える ESの目的は、最終ゴールである良い学生を採用する為の母集団の絞込をすることです。

では、どのように絞り込むかについてもお話しをしようと思います。

まずは、採用計画を柱にして募集職種に適正がある学生をリストアップし、次に採用人数から足切ラインを決めます。

私は頻繁に、様々な企業の採用担当者が集うセミナーに参加しますが、多くの企業様がこのような計画を策定し活動を行っているようです。(中には珍しく採用人数を決めず採用をしている企業もありました)

ですから、採用担当者が学生に対して、求める「何を」の答えは学生自身が会社の求める職種に対して適正があり、そして志望順位も高いという事のみです。

ESの失敗談から学ぶポイント

筆者自身も学生の頃を思い返せば、ESの段階で不合格となる状況が続き、偶然にもESが通過した会社の面接で今思い返せば的外れな回答をし、不合格になった経験があります。

ただ採用担当者となった今だからこそ言えることは、あなたのESは少し意識し、修正するだけですぐ合格園内に入り込むESに生まれ変わるということです。したがって、めげずに前向きに頑張ってください。微力ではありますが、よく学生がしてしまう失敗例を例示しますので参考にして頂ければ幸いです。

ES失敗例①「自慢完結型」

例えば、よくあるES質問に「学生生活を通じて努力された事は何ですか?」という例文に対し、多くの学生は

  • 大学中に取得した資格勉強を努力した事
  • ゼミナール、サークル等の団体活動を熱心に取り組んだ事

等様々なエピソードを書かれます。

ただ、そこまでで完結してしてしまっている学生がほとんどです。
例えば、資格でも士業やその資格がないと業務ができないような職種であれば、十分効果がありそうですが、それ以外よくある資格であれば採用担当者が感じるイメージはまじめな子かなあ程度です。

ES失敗例②「志望動機希薄型」

「あなたが就職先を選ぶ際に一番大切にしている事はなんですか」や「当社に関心をもった理由」という例文に対してよくある回答に、例えば、

上場しているからや社歴が長く安定しているから

等どの会社にも当てはまるような事を書かれる学生をよく拝見します。

よく面接でどうして、「他の上場会社ではなく当社を志望されたのですか」と尋ねると、フリーズしてしまうような学生もいる中で、簡単なアドバイスをさせていただくと、

  • あなたは志望順位の高い企業のイベントに比較的に多く参加しませんでしたか?
  • その中であなたは感じた事はないですか?
それを率直的に書いていただくだけで十分良い志望動機が書けそうな気がします。採用担当が見たいことはあなたの志望熱意です。

ES残念例③「やりたいこと不明型」

例えば、これはあまりESの質問で「どのような仕事がしたいですか?」と直接的な質問が無いだけにぼやけてしまいそうです。

しかしあなたの長所・短所などの質問は、単に興味本位で学生に聞いているのではなく、あなたの適正を見ているわけです。

これは社員として(企業カラー)の適正という面もあろうかと思いますが、多くの場合が配属(職種)に対しての適正の確認が強いように思います。

まとめ

いかがだったでししょうか?

ESは採用担当者にとっては皆様の印象を決定づける重要な書類です。ですので、それ以降の選考においても質問されるテーマとなりますので、学生の皆様のおかれましてはしっかり作成するようにしてください。

では、この記事を読んでいただいたあなたのES通過率が改善し、皆様の就職活動が成功することをお祈りしています。

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