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就職活動をしていると、内定をもらえる人はいくつももらえるのに対し、そうでない人は何社受けてもなかなかもらえないということがあります。

これは個人の能力によるところも当然ありますが、それだけではありません。人事担当者にはこの就活生はこれ以上、採用活動を進めていくことができないな、と感じる場面があるのです。

ここでは企業が嫌がるタイプについて解説します。

極度のマニアックは嫌

就職活動をするうえで、自分の好きな業界・憧れている業界に入りたいと考えるのは自然なことです。企業としても自社の業界に興味がある人を採用したいと考えていることは間違いありません。

しかし、この感情が行き過ぎてしまうと逆に嫌がられることになってしまいます。その企業を愛するがあまりまわりが見えなくなったり、あまりにも商品を愛するがあまり誰にもわからない細かいことを熱弁するようではその後のことが心配されます。

マニアックというのはそれ以外のことがあまりできないというイメージを持たれがちです。本来、マニアックなくらいその業界に詳しいということは強みであるはずですので、就職活動では細かいところに注目するのではなく、広い視野で取り組むと良い結果に繋がると思います。

積極性が見えないのは嫌

就職活動は、基本的に就活生が企業を受験するという体系です。普通に考えればその企業に入りたいと考えた就活生が自分をアピールし、企業に採用してもらうというのがその流れでしょう。

こんな流れの中で、自分を全くアピールせず積極的に活動していないというのは人事担当者としては敬遠してしまいます。採用しても仕事を積極的にやってくれないのではないか?何事もやらされているという感覚なのではないか?と考えてしまうからです。

就職活動は自分を企業に売り込む場です。ガツガツ行くのが恥ずかしいと考える人もいるかもしれませんが、ここはガツガツ行くべきです。積極的に自分をアピールしましょう。

モチベーションアップ

コミュニケーションが取れないのは嫌

これは当たり前のことですが、質問したことに明後日の回答がきたり、そもそも会話が続かないようなコミュニケーションが取れない人もまず避けられるタイプであると言えるでしょう。

詰まるところ、どんな仕事でもコミュニケーションは必要です。籠ってひたすらできる仕事であっても、お客さんはいます。お客さんとの接触は別の人がするにしても、その人とのコミュニケーションは必要になるのです。

芸術家になりたいとでも言うのであれば、コミュニケーションが不要な世界もあると思いますが、就職活動をするにあたっては必須の力です。

いつでも誰とでも仲良くできる、といったコミュニケーション力が必要なわけではありません。自分の気持ちをきちんと伝える、相手の質問の意図をくみ、返すということを意識していれば十分だと思います。

まったく企業研究していないのは嫌

すごく積極的で、コミュニケーション力があってと言う人でもまったく企業研究をしてこないというのは人事担当者は敬遠します。あらかじめ、いつ・どこで・どんな人と会うかあらかじめわかっているにも関わらずまったく勉強していないのはそもそもやる気がない人だと思うからです。

また働く企業を決めることですら、事前の準備ができないということは仕事においても事前準備ができない人間じゃないかと思ってしまいます。仕事はなんでも与えられた仕事だけやっていればいいわけではありません。社会人として成長し続けられるであろう人を企業は望んでいるのです。

人事担当者は最終的にこの人と一緒に仕事ができるか、という目線で就活生を見ています。見られる側もこの点は十分意識しておくと行動に反映されるでしょう。

自分の考えがない人は嫌

就職活動をしているといろんな場面で、就活生の考えが問われます。その最も代表的なものが志望動機であると言えますが、自分なりの考えを問われた時に曖昧な答えに終始する人や、「たぶん…」とか「〜と聞いています。」などといった自分の考えではない回答をしてしまう人も嫌がられるタイプと言っていいでしょう。

就職活動をするうえで、多少他人のアドバイスは入ると思いますし、そのようなアドバイスをくれる方が周囲にいるというのは大変貴重なことだと思います。しかし、それを鵜呑みにするがあまり、自分なりの考えもなく企業を選択するとすぐに見抜かれてしまいます。

仕事においても、なんとなく周りの流れに流されて仕事をしてしまう人というのは結構います。このような人は本来やる必要のない仕事まで押し付けられたり、自分の考えがないために他人の考えに合わせて右往左往してしまうものです。

他人のアドバイスも自分のものとし、自分の考えにまで落とし込んで就職活動をすれば印象もよくなるでしょう。

まとめ

今回は企業が嫌がるタイプの就活生というテーマで書きました。どれもあらかじめ分かっていて気をつければ事前の準備で対応できるものです。大切な視点は企業側も一緒に仕事をするうえで、この人はどうなのかという視点で見ているということを忘れないことです。

自分が一緒にするならこういうタイプの人はちょっと難しいかな、と思われるような行動をとらないように注意するだけでも随分違うと思います。

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