こちらからシェアできます!

スケジュール

就職活動はいつから始めればいいのか迷ってしまいますよね。

採用活動が解禁になるのはまだ先だと思いきや、周囲の仲間はもうとっくに動き出していて慌てているという人も多いでしょう。

では実際に就職活動を始めるのにベストな時期はいつなのでしょうか。

後悔しない為にスタート時期は間違えないようにしてください。

基本ルールを鵜呑みにしないこと

就職活動の基本スケジュールは卒業前年の3月より情報とエントリーが解禁。

6月より試験が始まります。(2021年卒採用の見込み)

この基本スケジュールをそのまま受け止めていると大変なことになってしまいます。

 

インターンで差がつく

エントリーから約3ヶ月で採用試験を始まるというのは就活生にとってもタイトですが、採用する企業にとっても厳しいスケジュールになっています。

短期間では準備不足になってしまいますし、期間的に就活生が接触できる企業数は限られますので優秀な人材の囲い込みが課題となります。

そこで企業が何をするかとインターンシップです。

インターンで優秀な学生には目をつけておき、場合によってはそのまま内定を出してしまいます。

インターンと採用を繋げている企業ばかりではありませんが、早めにどのような企業かを知っておくことは大きなアドバンテージになります。

遅くとも3年生の夏はインターンに参加しておきたいところです。

 

スケジュールは絶対のものではない

冒頭で紹介した基本ルールを決めているのは日本経済団体連合会、通称経団連と言う組織です。

経団連に所属している企業はこのスケジュールに沿って採用活動を行いますが、実は経団連に加盟している企業は約1,300社しかないのです。

つまりそれ以外の企業はそのスケジュールに従う必要はないのです。

大手の就活サイトが経団連の動きに合わせてサイトをオープンするので結果的に合わせている企業も少なからずいますが、絶対的なものではないという認識は持っておきましょう。

まだ先だと安心していると、自分の志望企業はもう採用活動を始めているかもしれません。

 

短期決戦を意識する

経団連が設定したスケジュールでの就職活動を行うことを前提とした場合、エントリーから採用まで3ヶ月しかない短期決戦となります。

3ヶ月など油断しているとあっという間ですので時間を無駄にしないように気をつけましょう。

 

事前準備が勝敗を分ける

エントリーが始まると企業説明会やエントリーシートの提出などでとても忙しくなります。

そのため、事前にできることは早めにやっておかなければ時間が足りないということになってしまいます。

これだけは事前にやっておいたほうがいいのが、自己分析業界研究です。

いざエントリーシートを目の前にして自分の強みなどを考えている時間はありません

文章も練り込まなければならないので、ベースは先に作っておくべきです。

業界研究も会社説明会が始まってからと考えていては遅いです。

実際に説明を聞くことができる企業数には限度がありますので、予め自分が進みたい方向は決めておいて説明会は確認をする場にするようにしてください。

 

スケジュール管理が重要

短期決戦となるため、スケジュールをしっかり管理しておかなければ常に後手後手にまわることになります。

自分が興味のある企業の説明会に参加し、エントリーシートを書いて、さらには大学の行事があると考えるとハードスケジュールになります。

詰め込み過ぎても体を壊してしまうのでバランスよく、整理をする時間等も設けながらスケジュールを立てていきましょう。

スケジュール管理は社会人の基本でもありますので、良い練習機会にしてください。

 

納得いかないなら長期戦にする

短期決戦と説明していますが、納得いく企業をみつけられなかった場合は長期戦も視野に入れるべきです。

2次募集を行う企業や、わざと他の企業とはずらして募集を開始する企業もありますので納得のいかない企業で妥協するよりも最後まで探し続けましょう。

もちろん最初からそれを見越しておくことはおすすめしませんが、万が一出遅れてしまったという人も慌てずに自分の志望企業を探してください。

 

1、2年生からしておくこと

就職活動本番は短期決戦だとしてもその前から準備は必須になります。

さらに言えば、準備のための準備も早くから始めておいた方が良いでしょう。

インターンなどで就職活動を本気で意識するまでの時期は、将来の自分のために有効に使うようにしましょう。

 

自分の将来を考える

就職活動の時期になってから急に自分の将来のことを考えようとしても、それは無理があります。

締め切りが迫ってから急に出した答えは、自分が本当に進みたい道よりも進めそうな道になりがちです。

自分の将来のことは少しでも早い段階から考え始めるようにしましょう。

最初は漠然としたものでも構わないので自分がどんなことに興味があるのかを分析していくことをおすすめします。

 

資格の所得

資格は就職活動において優位に働きますので、1つか2つは持っておきたいものです。

時間に余裕があるうちに資格取得を目指して勉強を始めておくと良いでしょう。

学生生活も後半になってくると忙しくてなかなか勉強時間を確保することはできません。

また、早くから始めておけば万が一不合格になったとしても翌年にチャンスがあるというのもメリットです。

後を楽にさせるためにも、1年生うちからできることは始めておきましょう。

 

自己アピールになる経験

実際に就職活動が始まって困ることが多いのはエントリーシート等に書く、学生時代の経験についてです。

多くの人が自分には特別な経験がないと振り返ることになりますので、2年生までの間は意識的に自己アピールになる経験をしておくのも良いです。

そんなに難しいことをする必要はありません。

ボランティアに参加してみたり、普段のサークル活動で存在感を発揮するための行動を起こすくらいで十分です。

その経験から自分が何を学んだかを整理しておくといざという時に困りません。

就職活動時の自己アピールに繋げることも大切ですが、それ以上に何かに夢中になることはあなたの将来を豊かにします。

学生時代を楽しんで一生懸命になることが就職活動にも役立ってきます。

 

まとめ

就職活動の成功のコツはスケジュールを組んで早い時期から計画的に行うことです。

採用スケジュールはある年から突然変更になることもありますので、慌てないためにも自分の方向性だけでも考えておくと良いでしょう。

就職活動は時間はいくらあっても足りなく感じてしまうので、本格化する前の貴重な時間を有効活用してください。

関連記事


こちらからシェアできます!