就職活動をしていると様々な場面に遭遇します。
これまであまり経験したことのないことを経験することになりますので、こんな時にどう振る舞った方がいいのだろうか、と心配になることも多いでしょう。
今回は場面に応じて、どのような振る舞いを取るべきか、どのような姿勢を見せるべきかについて解説していきます。
目次
相手の話を聞く場面
就職活動においてかなり発生する相手の話を聞く場面。
会社説明会やインターンシップなど、企業側の採用担当者の説明を聞くというケースはかなり多くあります。
そんな時にはどう振る舞ったらいいのでしょう。ここでは2つ紹介します。
![会社説明会](https://syukatsu.candouga.com/wp-content/uploads/2019/09/bb4dd90396c953825cfeddb68310a8ca_m-300x200.jpg)
メモを取る
これは当たり前かも知れませんが、説明の内容で気になる点はメモしましょう。
何よりメモを取る姿勢が、話をしっかりと聞いている姿勢ですので、話者に対して好印象を与えます。
また、意見交換の場などですでに説明されていたことを聞いてしまうことはマイナスですので、説明のキーとなるポイントについてはしっかりとメモを取っておくべきでしょう。
相槌をうつ
相槌をうつ、と言っても声にまで出す必要はありません。
話を聞きながら納得できる部分ではちょっとうなずくだけでも問題ありません。
この相槌をうつ、という行為も話をしっかりと聞いている姿勢です。
話者は意外といろんなところが見えており、その中で相槌をうっていると、この人はよく聞いてくれているという印象を与えることができるのです。
よくわからなかった場合には怪訝な顔をしてみるのもいいでしょう。
しっかりと話を聞いていなければそもそもわからないところも出てきません。
大切なのはしっかりと話を聞いているという印象を相手に与えることです。
フランクな会話の場面
就職活動中は必ずしも緊張感のある場面ばかりでもありません。
企業の採用担当者は就活生の気がラクになるようにフランクに話しかけたりアドバイスしてくれたりすることも多々あります。
そのような会話の場面での振る舞いについても2つポイントをあげてみます。
キャッチボールを意識する
採用担当者は就活性に気を使ってたくさん話しかけてくれたりすることが多々あります。
このような時に相手に一方的に話させるのではなく、自分の発言も少しずつ混ぜながら会話のキャッチボールをすることを意識するとよいでしょう。
採用担当者は自分が一方的に喋る展開になると、あまりうちに興味がないのかな、とか、おとなしい人なのかな、とか違うことを考えてしまいます。
就活生が一方的に喋る展開もよくありませんが、話しかけられたら答え、そして相手へ投げ返すような会話のキャッチボールを心がけると、相手企業への興味や積極的なコミュニケーションをアピールすることにつながります。
フランクな中にも礼儀を
フランクな会話だから敬語を使わなくていいとか、そういう話ではありません。
むしろそんな場面だからこそ正しい言葉づかいで、礼儀正しくすることが大切です。
採用担当者はちょっと目上の人への態度がなってないなと仮に感じてもその場でそんなことは言ってくれないでしょう。
それが就活生の評価になってしまいます。
企業側もフランクな会話の中から相手の人間性を探ろうという意図は少なからずありますので、礼儀は忘れず相手に失礼のない態度を心がけましょう。
面接などフォーマルな場面
面接試験などになってくるとかなり緊張感の高い場面になります。
この時は緊張もしますし、なかなか思うような振る舞いをすることも難しくなります。
そんな中でも意識しておいた方がいいポイントをここでも2つあげます。
何事もシンプルに考える
面接試験等になると、いろんなことを考えてしまいがちになります。
この答えでいいかな、もうちょっとこれも言った方がいいかな、いやさっきのはちょっと違ったからこう訂正しよう、考え出してしまうとキリがありません。
何より、迷いというのはとても他人に伝わってしまうものです。
迷って不安な回答というのは相手にもそのまま伝わってしまうと考えておきましょう。
そこで大切なのがシンプルに考え対応することです。
たとえば面接では、まず聞かれたことにしっかりと答えること。
色々考えてしまってもまずはシンプルに聞かれたことに答えます。
あまり付け足したり、引いたりするのではなく、シンプルに答えると自身を持って回答しているように見えるものです。
そうなると自然と次の会話につながっていきますので、結果としてはたくさん答えることになります。
難しく考えて迷ってしまうのではなく、シンプルに迷わないことを意識しましょう。
どこかで割り切る
面接等の場合、明らかに相手が目上で社会的な地位も高い人であることが大半です。
そんな人と対話をするのですから、就活生の方が知識がないのは当たり前のことなのです。
聞かれたことがよく分からなかったとか、うまく答えられなかったと悩むのではなく、それはしょうがないと割り切ってしまうことも大切です。
分からなかったことを割り切ることができれば最後に逆質問してみたりすることもできるようになります。
くよくよ考えるのではなく、どこかで自分なりのラインを引いて割り切りましょう。