就活をしているとストレスは必ずと言っていいほど付きまとってきます。
ストレスとどう付き合うかは就活の出来を左右すると言っても過言ではなく、社会人になっても仕事が出来る人は息抜きの仕方が上手です。
ストレスを感じずに就活をできる人はまずいませんので、あなたもうまく解消していきながら心のバランスを取っていきましょう。
目次
ストレス解消法を持っておくのは大事
就活でストレスを感じるのは当たり前だとすると、重要なのはいかにそのストレスを解消するかです。
ストレスは解消していかなければ溜まる一方ですので、爆発する前にガス抜きをするようにしてください。
ストレスを溜めこむことはプラスにはならない
就活でストレスを感じていても、「この時期は仕方がない」と考えて我慢してしまうという人もいるでしょう。
確かに就活でストレスを感じるのは当たり前ですので多少の割り切りは必要になりますが、かと言ってそこまで自分に厳しくする必要はありません。
ストレスを溜めてもイライラしてしまい自分の本来の力を発揮できなくなってしまいますし、最悪の場合は体調を崩してしまいます。
適度な息抜きはむしろ推奨されるものですので、ストレスを溜めることは何のプラスにもなりません。
自分のストレス解消法を持っておくこと
ストレスを感じているなら解消していかなければなりませんが、その方法は人それぞれです。
他人に迷惑をかける行為でなければその方法はどんなことでも構わないので自分なりの方法を持っておくようにしましょう。
おススメの方法は簡単に例を挙げるだけでもキリがありません。
- 友達と話しをする
- 旅行に行く
- 大声を出す
- 音楽を聞く
- とにかく寝る
- 体を動かす
ストレス解消の方法を持っていればいざという時の心のよりどころにもなるので安心感が違います。
面接で質問された時の答え方
面接では時々ストレス解消の方法について質問をされることがあります。
ストレスコントロールは社会人の必要スキルの1つですのでチェックをしたいと考えている場合や、単純な雑談のケースがありますがここでの受け答えは意外と重要になります。
ストレス解消の方法は何でも良いとは書きましたが、内容によっては印象を悪くしてしまうので言わない方が良い場合もあります。
飲酒やたばこはできれば避けたい
飲酒やたばこはストレス解消の方法としては有効な手段ではありますが、過度な飲酒はトラブルの原因になりかねませんし、たばこは特に現代社会的ではあまり歓迎されていません。
実際にストレス解消の方法にしている人も多いでしょうし、面接官も同じようなものでしょうが不健康な印象はぬぐえません。
そこにしか拠り所がないと思われるのもあまり良くないので、面接で披露するのは止めておいた方が無難です。
愚痴やSNSは危険
ストレス発散の方法のために友達と愚痴を語りあったりSNSに自分で不満を披露してコメントを貰うということをしている人も中にはいるのではないでしょうか。
それによってあなたのストレスが軽減していたとしても、その行動は企業にとってはリスクの固まりでしかありません。
友達との愚痴は大袈裟に言えば企業情報の流出にも繋がりかねず、特に居酒屋など人が多いところでしているのであれば危険です。
SNSなどはどんなに気をつけていても少ない情報から所属企業を特定する人はいて、内容いかんでは企業の社会的信頼を失わせます。
実行するのもあまり良くないストレス解消法ですが、少なくとも面接では言わない方が良いです。
散財も好まれない
ストレス解消のために思いっきり買い物をしたりすることは悪くはありませんが、例えばブランド物を買い漁っているなど、他の人が聞いたら少し引いてしまうようなことは当然面接でも言うべきではありません。
他にはギャンブルも自己管理が出来ているのか心配にさせてしまうのであまり歓迎される趣味ではないので気をつけましょう。
散財をしている人はルーズな印象を持たれてしまう場合があるので「欲しかったものを買う」「趣味に投資する」などあまり派手に使っていないように言うことが大事です。
ストレス解消法はないはNG
こうして並べると意外と面接では言いにくい趣味は多くなってしまいます。
実際のストレス解消法があまり歓迎されない種類のものですともう話すことがなくなってしまいますが、それでも解消法がないと思われるのもNGです。
ストレス解消も出来ない人ですといずれ不満を爆発させるのではないかと心配されてしまいます。
言い回しをうまく変えたり、少し優先順位低い物を上に持ってくるなどを駆使して面接でも話せるような準備をしておいてください。
意外と気持ちが切り替わる方法
実際のところストレス解消というのは案外難しいものです。
一時的に解消したとしてもすぐにまた新しいストレスが襲いかかってきて終わりがないという側面もあります。
その場合は考え方から変えてストレスを溜めにくくする方法も考えた方が良いです。
自分を甘やかしてみる
いつでもストレスを感じてしまっているあなたは自分に厳し過ぎるかもしれません。
ストイックな姿勢は素晴らしいことですが、敢えて自分を甘やかしてみることも考えてみてはどうでしょうか。
例えば思い切って就活をサボってみるというのも自分に対する甘やかしです。
(ドタキャンはマナー違反なのでやめてくださいね)
ストレスを多く抱えていると心が疲れてしまいますので休憩は必要です。
いつも頑張っている自分へのご褒美として就活から離れる時期があっても良いはずです。
真面目なあなたであれば、しばらくサボっているうちにまた「やらなきゃ」という気持ちが芽生えてきます。
自然と気持ちが芽生えてきた時にはリフレッシュもできているので、また走り出すことができるでしょう。
誰にも相談しない
就活で行き詰ってきた時には誰かに相談をするのが有効な手段ですが、人に相談するのは新しいストレスになる場合もあります。
ただ疲れている時に相手から正論を言われてしまうと「そんなことわかっているよ」と反発する気持ちが出てしまうものです。
なので本当に疲れてしまっている時には誰にも相談しないというのも選択肢になります。
相談すると話しを整理しなければならなかったり、自分の悪いところを他人から改めて指摘される可能性がありますので気分が晴れるとは限りません。
そうであれば誰にも話さずに自己解決してしまった方が気が楽と言える場合もあるのです。
社会人としてのイメージを捨てる
就活をしていると「社会人はこうあるべき」と理想の社会人像を作り上げてしまってはいないでしょうか。
そして今の自分とその理想像との差の大きさに絶望してしまい落ち込んでいるかと思います。
理想を持つことは良いことですが、その理想像に縛られるくらいであれば変なイメージは捨ててしまうべきです。
就職してすぐに一人前の社会人になっている人などほんの少数で、普通はじっくり成長していくものです。
今は焦る必要はまったくありませんので自分の理想に苦しめられないようにしてください。
まとめ
ストレスは人によって感じ方も解消の方法も違いますので正解はありません。
私がお伝えしたいのはストレスは溜め過ぎずに上手く処理することを覚えておいて欲しいということです。
あまり披露し辛いストレス解消法もあるでしょうが、そこをうまく見せるのもテクニックの1つとして身につけておくとなお良いです。
就活中は辛くなってしまうことも多々ありますが、適度に息抜きをしながら乗り越えてくださいね。