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書類選考は内容ばかり見られていると思っていませんか?
実は内容以外にも人事担当者はいろいろと見ています。
それを知ってぜひ書類選考の段階から好印象をゲットしてください。

書類選考は内容以外でもチェックされている!

書類選考といえば、どんな内容にしようかと迷うことがほとんどかと思います。
特に新卒の方の、エントリーシートは志望動機以外にも書くことが多く、頭を悩まされているのではないでしょうか。
もちろん、内容は非常に大事です。
しかし、内容ばかりが人事担当者の印象に残るわけではありません。
そこで、意外と見落とされがちな、内容以外のポイントをご説明します。

パソコンを使うからこそ気を付けて欲しい、変換間違いによる誤字!

エントリーシートをパソコンで作成するのが主流になってから、どっと増えたのが変換間違いであろう誤字です。

パソコンで文章を打つと、予測変換が出てきて間違える心配がなくていいなどと油断してはいませんか?実はそうではないんです。

手書きでエントリーシートを作成して頂いていた頃よりも、誤字脱字は増えているんです。もちろん、誤字脱字があったとしても文脈からは何が言いたいかは読み取ることができます。しかし、あまり印象は良くありませんよね。

誤字脱字があると、正確性に欠けているのかなと人事担当者は考えてしまいます。もし、志望している職種が、正確性や注意深さを求めているものだったとしたら、大きなマイナスになってしまいます。

手書きの場合は丁寧さが大事!文字に志望度が表れます

現在は手書きの選考書類は少ないですが、あえて手書きにしている企業もあります。なぜでしょうか。

それは、手書きされた文字を人事担当者が見ているからです。

実はこれは、文字がどれだけ丁寧に書かれているかで、志望度を測っているんです。

 

適当に字を書くとき、字の始まりがいびつになったり、終わりが力の抜けたものになったりします。走り書きのメモを思い出してもらえれば良いと思います。

書類選考の資料をそんなふうに書く人がいるのか、と新卒の方は驚かれるかもしれません。しかし、案外多いのです。おそらくは、何枚か書類を書いているうちに疲れてしまったのでしょう。

そんな気持ちは察することができるのですが、やはり印象は良くありません。内容がいくら良くても、そういった印象を与えてしまっては勿体ありません。

こんなにいい加減に書いているということは、うちの会社の志望度は低いのかなと考える人事担当者は少なくありません。
ですので、手書きの書類を作る際は、ぜひとも丁寧さを心がけてみてください。

ちなみに、丁寧さイコール達筆というわけではありません。とめはねがしっかりして、見やすい濃さの文字で書かれていれば良いと思います。

書類を送るときにはぜひビジネスマナーを確認してみて!

書類が書けたら、企業に送付しますよね。その際も少し気を使ってみるとよいポイントがあります。

メールで送る際は、タイトルに気を付けてください。

 

最近はメッセージアプリなどが中心のため、タイトルが抜けている方が特に新卒の方は多いです。ビジネス上のメールでは、タイトルを入れるのが当たり前です。ですので、タイトルが入っていないと、怪しいメールなのかなと疑ってしまいます。

実は、タイトルが入っていなかったため、メールが迷惑メールのボックスに振り分けられていた、ということもあります。

こうなると、書類を見るのが遅れてしまったりするので、良くありません。しかも、印象も良くないですよね。

皆さんの大事な選考書類を間違いなく送るためにも、注意してみてください。せっかく苦労して書いたのに、届いていないということがあっては悲しいですからね。

また、郵便で送る際は封筒に書く情報に気を付けてください。

企業に届く郵便を受け取るのが、人事担当者とは限りません。そこで、封筒には内容がわかるようにしておくとよいでしょう。

選考書類在中、などが一般的ですが、分かればよいです。これが書かれていると、郵便を配布してくれる社員の方にも重要な書類だとわかってもらえます。

 

もちろん人事担当者も、郵便を受け取った際に確実にチェックをすることができます。これは、やっておくと人事担当者からの印象が良くなる方法です。
確実に皆さんの書類を届けるためにも、送る際のポイントを押さえていってください。

内容は自分のことを正直に書いてください!

最後に、少しだけ書類の内容についても触れさせていただきます。書く内容は、背伸びする必要はまったくありません。これは、特に新卒の方にお伝えしたいことです。

皆さんそれぞれ、経験してこられたことがあると思います。そこから、何を感じ、何を得たのかがわかることを人事担当者は重視しています。

すごい経験が必ずしも必要なわけではないのです。

また、大げさな言葉を使う必要もありません。時々、ものすごく辞書などで調べたんだろうなという言い回しを使っている方も見かけます。しかし、書類選考資料に沿って面接を実施することがほとんどですので、自分の言葉で伝えられる言い方を選ぶのがベストです。

そういった方が、面接時に慌てている姿を拝見したこともあります。面接で慌ててしまうことがないように、自分がそのエピソードを話していることを思い浮かべながら作成する、ということも重要だと思います。

第一印象はあくまで皆さんとお会いしたときであると人事担当者は思っています。しかし、書類も実はさまざまな良い印象や良くない印象を与えているということが多くあります。

書類選考は、いわば第0印象を決めるものでもある、と位置付けて、考えてみてもらえればと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
誤字脱字、文字の書き方、メールの送付、郵便の送付、これらに共通するのは丁寧さです。

簡単なことですが、意外と人事担当者はさまざまなことを感じているものです。
ぜひとも、小さなことからチェックしてみて、書類選考の段階から好印象をゲットしてください。

皆様の就職活動の成功を心よりお祈りしております。

 

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