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書類選考は膨大な量の履歴書とエントリーシートを見ます。上手く書けていても人事担当者に読まれないと、書類選考を通過することはできません。そこで、人事担当者が「読みたい!」と思うポイントを紹介します!

読みたくなる!読んでみたい!エントリーシートの書き方

選考は、まずは書類選考からという会社も多くあります。

新卒や第二新卒の採用は、書類選考の際の履歴書・エントリーシートは膨大なになります。何百枚になる履歴書・エントリーシートともなると、読んでもらえることが大切です。

人事担当者は、書類選考は効率的にこなさないといけません。一枚一枚じっくり読むことは残念ながらありません。
人事担当者に「読んでみたい!」と思わせることが採用への第一歩です。

書類選考を通過して面接まで進むために、履歴書・エントリーシートを読んでもらえるポイントを紹介します。

一番最初の目につくのは写真

書類選考をする時に一番最初に目につくのは、写真です。

まれに、白黒写真の方もいますが、必ずカラー写真にしましょう。

人事担当者は何百枚と履歴書・エントリーシートを見ます。
その中でも一番最初に目につくは写真です。

男性なら真面目にきりっとしている写真、女性ならやや微笑んでいる写真が好感度があがります。顔が分からないほどの笑顔は、ふさわしくありませんがいい印象を与える写真であることが大切です。

正面を向いて、目に髪がかからないように髪型を整えることも忘れないでください。おでこをだした方が、しっかりとした印象を与えます。

服装はジャケットを羽織ったスーツで撮ります。中に着るシャツもシワがないものにしてください。シャツはもちろん白色です。男性はネクタイとしめてください。

公的な書類となるため、アクセサリー類はつけないようにしてください。ピアスをつけたままという写真をみたこともありました…。

また、いくら写真うつりがよくても気を付けなくてはいけない点もあります。

気を付けるポイント

写真が斜めになっている

印象がいい写真でも、斜めにずれて貼ってあるとだらしない印象をうけます。きちんと真っすぐ貼るようにしてください。
枠とサイズも合わせるようにしてください。小さすぎる写真や、大きすぎる写真も、悪い意味で目に留まってしまいます。

写真がはがれそうになっている

履歴書・エントリーシートに使用する写真を使いまわす方がいます。証明写真は決して安いものではありませんが、他で使用したものを再度貼りなおすと、端に紙の切れ端がついていたり、粘着が弱くなってしまします。また、写真にシワがよっていることもあります。

人事担当者は何百枚も見ていますので、違和感を感じる写真には敏感です。必ず新しい写真を使用するようにしましょう。

志望動機・長所・短所当の自由記入欄にはタイトルをつける

人事担当者は多くの履歴書・エントリーシートをみますので、「読んでみたい」と思わせることも大切です。そこで読みやすい履歴書・エントリーシートにするには、自由記入欄には「タイトル」をつけることをおすすめします。

志望動機がいくつかある場合、「御社の個人の働き方を尊重する自由な社風と、世界を目指す理念に共感いたしましたので志望いたしました。また、OB訪問の際にお会いした営業の方のようになりたいと思っています。」と文章を書きがちです。

これは3つの志望動機があるので、これを項目別に分けます。

志望動機例

「自由な社風」
多種多様な働き方を推奨し、社員の個性を尊重してくれる御社で……

「世界を目指す理念」
御社の世界を目指していく「〇〇〇〇〇」という理念に共感したしました。とくに……
「営業の〇〇さんにお会いしました」
OB訪問させてもらった際に、営業の〇〇さんとお会いし……

このようにタイトルをつけて、箇条書きのように書くと読み手はとても読みやすいです。

タイトルを手書きで太字にしている履歴書もありました。タイトルに線を引いているものもあり、読み手のことを考えている印象を受けました。

蛍光ペンで文章の大切なところをマーカーしている履歴書・エントリーシートもみたことがありますが、蛍光ペンでマーカーされたものは、前後の文脈を読まないといいたいことが理解できないので、タイトルをつけるほうが人事担当者としては読みやすいです。(蛍光ペンは白黒コピーすると色が消えてしまうこともあります。)

履歴書・エントリーシートが膨大な量になると、志望動機は最初の2行しか読まない人事担当者もいます。特に新卒採用時の書類では、マニュアル通りの文章ということも多く、その場合は残念ながらほとんど読まれない場合もあります。

読みやすい文書を心掛けて書いているとは思いますが、タイトルがあるだけでその読みやすさは格段にあがります。

これは志望動機に関わらず、長所・短所、趣味・特技、自己アピールを記入する欄にも共通します。

長所・短所はいくつも書くことはあまりないとは思いますが、ひとつだけ書く場合もタイトルをつけると読みやすいです。

(長所例)
「結果をだすまであきらめない根気」
私は部活を4年間続けました。最初は弱小のチームでしたが……
(趣味・特技例)
「西日本縦断をしたサイクリング」
私の趣味はサイクリングです。体力をつけたいと始めたサイクリングですが……
(趣味・特技例)
「特技:日常会話の英会話」
私は日常会話レベルの英会話ができます。専門的な勉強はしていませんが、アルバイト先で外国のお客様が多くいらっしゃるため……

結論を先に書くというのは一般的です。

結論=一番言いたいことをタイトルにもってきてください。裏付けるエピソードが長くなってしまいがちですが、タイトルをつけると簡潔に書くことができます。

まとめ

まずは書類選考に大事な「読んでもらえる」履歴書・エントリーシートにするためのポイントをお伝えしました。

書類には書いた人の性格や気遣いも現れます。人事担当者は、そういったことも書類を通してみています。

書類選考を通過して、面接まで進めることをお祈りしています。頑張ってくださいね。

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