人事担当者の方が重視するのは、面接での対応だけではありません。実は、書類選考の時点からすでに選考はスタートしています。今回はその注意点を3つご紹介します。
目次
書類選考のチェックポイント3選
新卒の方は、面接対策はしっかりされていると思いますが、書類選考からすでに厳しいチェックがはじまっているということをご存知でしたでしょうか?次のような点を人事担当者の方はチェックしています。
履歴書、職歴書、カバーレターは必須です
いろいろな書類を準備するのに、基本の3点は履歴書、職歴所、カバーレターの3つです。
新卒のかたであれば必要ありませんが、既卒の方、第二新卒や中途採用の方は職歴書は必須です。それから、場合によっては、実績書なども添付するとよいでしょう。
過去に手掛けた作品や業績表などになりますが、例えばデザイン関係やライター系などであればこういったものも有効です。
カバーレターは、送付する際に付けるものになりますが、簡単な自己紹介と応募の旨を伝えるものです。これらが抜けていると、評価が下がることもありますので、必ず準備しましょう。写真の貼り忘れや捺印の漏れなどに気をつけましょう。
パソコンで作ったものがいいか、手書きがいいか
採用担当者の方からすると、これはどちらでもそう大差はないと考えています。
要は、内容がきちんと分かればいいわけです。
しかし、パソコンで作る=手抜き、手書き=熱意がある、そんな風に考えてわざわざ手書きを選ぶという方もすくなくありません。
たしかに、それは一理あるのですが、これは考えようなのです。
履歴書のために、美文字やペン習字などを練習して、きれいに書けるのであれば、もちろんこれはプラスポントになりますので、是非手書きで提出したいところですが、見にくい字で、あまり書字に自信がなければ、逆効果になりかねません。
努力の跡を見せたかったのかもしれませんが、残念ながら、見られるのは見やすい履歴書かどうかということですので、努力ではありません。それであれば、パソコンでつくったものでも、見やすく工夫してあったり、内容に厚みがあるもののほうがずっといいということになります。
よごれやしわくちゃの封筒
書類の汚れやしわくちゃの封筒、こういったところも人事担当者の方は見ています。
そういった方は、雑、いいかげん、だらしがない、熱意がない、丁寧さにかけるなどの印象を持たれ、仕事でもこの影響がでるのではないかと判断されます。
参考書の例文は参考にしてもいい?
人事担当者の方は、きちんとした書類を希望していますが、ですが、マニュアル通りの内容、つまり就職のハウツー本などにある例文をそのまま写したような書類ははねられます。
この人は本を丸写ししたのではないか、そういう印象を持たれかねません。
ほんの例文を参考にするのは悪くないことですが、そのまま写さずに、自分なりのアレンジを加えて書くようにしましょう。人事担当者の方は、これまで何十、何百もの書類を見ているので、例文をそのまま写している方はすぐにわかります。
書類の参考として、履歴書に入れる志望動機についての例文
以下、志望動機のサンプル文です。参考にして見てください。