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こんにちは。今日は面接に落ちた時、次の面接へ向けてどうやってモチベーションを高めたらよいか、その方法を、経験を踏まえてお話させていただきます。

就職情報会社で勤務し、人事のみなさんがクライアントであり、自身も管理職として数々の面接に携わってきたからこそ、皆さんにお伝えできることがあります。ぜひ、参考にされてくだいね。

面接に落ち、ショックを切り替える極意!

これで何度目の面接か‥と思っているそこのあなた!
志望度が高いほど、ショックは大きいものですよね。モチベーションが下がってしまっても仕方がありません。でも、心の切り替えはとっても大切。そのまま引きずって、次の面接まで響いてしまっては、元も子もありません。そもそも、新卒か中途か、正規か非正規か。それぞれの臨む立場で若干状況は異なってきますが、今回は新卒と中途に焦点を当てて、面接を乗り換える方法についてお話します。

新卒の皆さんは、面接まで長い過程を踏むことが多い

みんなより早めのインターンシップに張り切って参加し、人より一歩先に動いている自分に少し優越感を感じながら、いざ就職活動解禁。

大手各社の合同会社説明会に朝早くから参加し、ライバル達の数に圧倒されながら、目星をつけていた企業の説明会をはしごする。クタクタになって1日を終えて帰ると、さぁどこに応募しようかナビをチェック。個別の会社説明会への参加を1日に何件もスケジューリングして…学校とバイトと就活でプライベートなんてない!という忙しい日々…

自己分析、企業研究、エントリーシートの準備、適正テストの対応…

本当に大変です。

それを何十社と繰り返し、やっと面接にたどり着いたことを考えると、落ちた時のショックも大きいことでしょう。

ですが、採用まで長い道のりであるのは、企業側からすると新卒のみなさんを大切にしている証拠。

学生の皆さんも大変ですが、人事部も大変な労力と時間をかけて、就活時期を過ごしているのです。書類だけではなく、何度も会って、話してお互いにとってよい組み合わせであるかじっくり時間をかけて判断しています。

 

「生え抜き」は一つの特権で、会社としても大事に育てて行きたい人材です。学生の皆さんにとっては、採用後、退職まで長い時間を過ごすかもしれない、会社ですから、採用まで長い道のりであることは必須かもしれません。

中途の皆さんは、即戦力として

一方、現場のニーズに応じて採用が急に始まることが多い中途市場。

  • 「人が辞めて欠員が出た」
  • 「産休育休の代替要員がほしい」
  • 「売り上げに応じた一手不足」

など、すぐにでも働ける人材を要求されるでしょう。

その場合は応募・面接・採用まで、新卒ほど丁寧に行うことは難しいものです。私自身が勤務していた大手就職情報会社では、毎月の様に中途採用を行っておりましたが、人事、現場の管理職、最終面接と、トントンとテンポよく面接が行われていました。

それ程のスピード感でないと、ニーズに見合った対応ができなかったのです。もちろん、企業ごとに背景も違いますし手法が違います。しかし媒体を扱う側からすると、求人広告が中途採用の場合は1カ月短期間で入れ替わるプランがほとんどですし、それほどフートワークが軽く、人材が流動している状況が見て取れます。

ではなぜ、面接に落ちたのか?

しかしながら、新卒・中途いずれにしても、何度も面接に落ちる度に、

  • 「自分を受け入れてくれる会社は無いのではないか?」
  • 「社会に必要とされていないのでは?」

とマイナス思考に陥ってしまうこともあるでしょう。そこからモチベーションを上げるのは、大変なことですよね。

しかしながらそんなに落ちこまないで大丈夫です。どこかにきっと、マッチングできる会社があるはず。そう、この「マッチング」こそが鍵で、面接を乗り切る方法に繋がります。

結論からお話すると、なぜ面接に落ちたのか?その答えは「ただ、その企業に合わなかったから」です。

 

中途採用ならもっと具体的に言えます。その現場の状況に合わなかったから。そこにいる上司や同僚、部下との相性、任せようと思っている仕事がこなせるかどうか、それを具体的に面接官が想像し、判断し、結論を出しているのです。

面接官も人間で、あなたと同じ様に就職活動を乗り越えて、仕事として採用活動を行っています。

  • 「希望の人材が取れない」
  • 「応募が来ない」
  • 「応募が来ても採用まで結びつかない」
  • 「人がすぐ辞めてしまう」

など、悩みを多く抱えていることは事実。だからこそ、その会社の状況や、もっと詳しく落とし込めばその現場を想像して売り込む必要があるのです。

面接を乗り越える方法

具体的には、

なぜその会社が募集を出しているのか?を分析すること。

 

自分がその会社に入りたいという希望だけでは、採用してもらえません。ニーズとマッチして初めて採用になります。会社が置かれている状況と、自分がその場に入ってどう活躍できるのかを可能な限り調べること。

ネットや説明会だけでなく、実際働いている社員に接触できるのであれば、それも一つです。その上で自分が持っている能力がいかに活用できるのかをアピールする。今持っている能力で足りなければ、それ以上に努力して企業に貢献できるスタンスがあることを、しっかり伝える。その余地があることをも大切なことです。

面接は自己分析の場ととらえる

最後に。新卒として就職活動をした時代に、自分に言い聞かせていたことがあります。

それは、面接は自己分析させてもらっている場。

「練習より試合が一番の実践」と、スポーツでも言われることが多いですがそれと同じで、数をこなすことで面接の質も上がります。面接官と話しているうちにわかること、気づくことも沢山あります。会社説明会ではわからなかったその会社の一面を、逆に知ることがあるかもしれません。

そうなると、面接が逆面接の様ですね。そうしたゆとりも面接を乗り越える方法だと言えます。

まとめ

面接に落ちた際にモチベーションを高める方法について、お話させていただきました。

就職情報の媒体側と採用側の2つの視点でご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

結果的に面接はニーズとのマッチングが大切だということ。事前の情報収集とそれに合わせた能力と努力の余地をPRすることの重要性をお伝えしました。

みなさんがよりよい就職活動ができ、マッチングが成功することをお祈りしております。

 

 

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