最近はどの企業の情報もインターネットでいくらでも調べられるようになり、企業研究が進めやすくなってきています。しかし、表面上の情報は就活生みんなが知っているからこそ、そんなの知ってて当たり前と相手も思っています。
他の就活生との違いを生むため、生きた情報を得るため、OB・OGは活用しない手がないのです。
目次
なぜOB・OGか?
OB・OGを活用するというところにはいくつかのポイントがあります。まずはそれを解説していきましょう!
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企業内部の情報を持っている
当たり前ですが、目標とする企業に入社しているOB・OGはその社内の生きた情報を持っています。もちろん、機密情報という意味ではありません。
その企業の風土、文化、雰囲気等々の生の情報を持っているのです。これらを事前に知っておくことは就職活動においてとても重要なことです。どんなに事業内容が魅力的でも自分に合わない企業で働くことは自身の成長を阻害するかもしれません。
このような就職活動において最も大切とも言える情報をOB・OGは持っているのです。
企業によってはリクルーターも
企業によっては入社希望者と直接コンタクトをとる、リクルーターの制度を採用しているところもたくさんあります。このリクルーターにOB・OGがいれば大チャンスです。
最近では入社2〜3年目程度の社員がリクルーターを務める企業もありますので、在学中に校内で見かけた方がリクルーターということがありえます。
もちろんリクルーターは自分の母校の学生を優先して採用するなんてことはしません。しかし、リクルーターもいい就活生を採用したいと考えており、まず接触しようと考えるのは母校なのです。
自身の希望にあう企業であればこのチャンスは絶対に活用するべきでしょう。
コンタクトが取りやすい
自分の学校のOB・OGであれば、その企業内で働く人とコンタクトを取るよりも間違いなくコンタクトが取りやすくなります。
コンタクトを取られたOB・OG側も自分のことを頼ってくれた、ということから、何かできることはないかと考えてくれるものです。ここは先輩方の優しさに甘えて企業研究に活かすべきでしょう。
学校と企業のパイプができると後輩たちにも繋がる可能性がありますし、学校の就職課なども喜んでくれます。OB・OGとつながることはその学校に繋がる全ての人にhappyなことなのです。
OB・OGとの接触方法
OB・OGを活用するといっても、その人たちと接触できなければそもそもスタートできません。ここでは、OB・OGと接触するための方法について紹介します。
OB・OG訪問に参加する
企業によっては就職活動が始まる前段や、開始後にOB・OGが学校に訪問するOB・OG訪問をやっている企業があります。昨今、企業にとっても採用活動は難しいものとなっているため、是非自社に応募してほしいと、訪問しているのです。
事前に就職課や教授に話をしておき、希望の企業からこのような話があれば、是非参加させてもらって話を聞いてみるべきでしょう。またできればこの時点で自分の存在を売り込んでおきたいところです。黙って話を聞くだけでなく、積極的に質問し、志望度の高さ・興味の高さをアピールしておくと、その後の就職活動で活きてきます。
教授に紹介してもらう
これが一番スタンダードかつ効果的な方法です。教授に研究室のOB・OGを紹介してください、と頼めばよっぼどでない限り紹介してもらえるでしょう。
もちろん紹介された相手は社会人ですので、相手に失礼のないよう、連絡をとり色々と質問をぶつけてみるとなかなか得られない情報が得られるはずです。
ここで気をつけてほしいのは、紹介してもらったOB・OGにはきちんと最終的に自分がどんな選択をしたのか伝えるべきだと言うことです。少なからず自身の就職活動のお手伝いをしていただいた方です。結果としてその企業に就職することはなかったとしても、きちんと結果を報告し感謝の気持ちを伝えることが大切です。
とにかくアピールしてみる
インターンシップなどで、自分からOB・OGを紹介してほしいとアピールするのも一つの手です。ただ、これは対応してくれているリクルーターにもしかしたら不快な思いを与えるかもしれないため、どうしても接触できない場合以外にはやるべきではないでしょう。
ただ、逆にリクルーターや人事担当から、「この大学ならこの人が先輩だね!」などと話をふられることもあります。この時はすぐに食いついてその方を紹介してもらうといいでしょう。