こちらからシェアできます!

筆記試験採用試験の中で多くの企業が採用しているのが筆記試験です。

筆記試験は学力を試すものから論文系まで様々ですが、対策を取っていないと手も足もでない状態になってしまうので要注意です。

面接に到達する前に筆記試験で不合格になってしまっては悔いが残りますよね?

そうならないための筆記試験対策をご紹介します。

筆記試験を行う理由

筆記試験は企業の目的に応じて違いますが概ね次の3つに分けられます。

  • 学力テスト
  • 小論文
  • 性格診断

筆記試験は会場に集められて行うものもあればWEB上で回答するものもありますが、多くは一次試験的な扱いや書類審査の次のステップという位置付けになります。

就活生のみなさんからすると面接もせずに判断されてはたまらないと思うでしょうが、採用する側からするとまさに狙いはそこにあります。

つまり言葉を選ばずに言えば「足切り」に筆記試験ほど効率の良いものはないのです。

特に大企業や有名企業の場合は志望者も多いですが、中には受かればラッキー程度の記念に志望してくる人もいます。

また、業務に耐えうるための基礎学力がなければ本人が入社後に苦労をすることになるのである程度のレベルは求めなければなりません。

ただ逆を言えばある程度のレベルにさえ達していれば簡単に切られることはないのでそこまで過度に心配する必要はありません。

単純に入社後の適性を試すために行っている場合もありますので恐れずに試験に挑むようにしてください。

 

学力テストの対策

学力テストは最も行われることが多い筆記試験のパターンです。

学力テストが課されると「自分は勉強が苦手だから」とたちまち弱気になってしまう人も多いですが、実際は一般常識を問われるものが多いのでそれほど難しくありません。

その代わりに昔学校で習ったけどすっかり忘れてしまっている公式なども出て来るので油断はしないようにしておきましょう。

 

問題集を解く

学力テストは一般的に「SPI」と呼ばれるものが多いですが、これは問題集で対策をとることは十分できます。

実際に解いてみるとわかりますが、SPIは1問1問はそれほど難しいものではなく、よく考えればわかるものや中学生でも解けそうなものです。

ですが初見ではペース配分も読みにくく、記憶も薄れていて苦戦しやすいので慣れておく必要があります。

わかりそうでわからない問題が一番焦ってしまいますよね?

企業独自の問題が出る場合もありますが、基礎知識を身につけるのであれば市販のSPI問題集を繰り返しておくのがベストです。

 

早めに初めておく

学力テストの対策は早めに初めておくことをおすすめします。

就活の初期に学力テストがあることもそうですが、就活が本格化してくるとエントリーシート対策等に時間を取られるので勉強をしていられなくなるからです。

私の感覚から言えば学力テストの対策は範囲も広いので一夜漬けでは無理ですし、そこまで1日で時間をつぎ込むものでもありません。

毎日短時間で繰り返しておくことの方が有効ですので、面倒でも早めに始めましょう。

雰囲気を掴むために大学内などで模擬試験の機会があればそれも受けておきましょう。

 

論文式の対策

学力テストの中には試験会場でいきなり小論文を書かせるものもあります。

文章が苦手な人にとってはじっくり時間をかけて考えるエントリーシートならまだしも、突発的に出される小論文は悩ましいものでしょう。

ですが考え方によっては面接よりも言葉を選べる分だけ自分をアピールできるチャンスでもあるので臆せずに挑みましょう。

 

小論文のポイント

小論文で大事なことは読み手に伝えるためのわかりやすい文章を心がけることです。

文字数を意識し過ぎると余計な言葉を書いて文章を混乱させてしまいがちですので要注意です。

  • 序論→本論→結論の基本の流れに沿う
  • 自分の考えとその根拠を示す
  • 途中で意見がブレないように気をつける
  • 誤字脱字、言葉遣いに注意

焦って一気に書き進めてしまうと途中で方向性を見失ってしまい、辻褄を合わせるためにさらに混乱するということがよく起こります。

まずはどんな流れにするかを考えてから取りかかるようにしましょう。

 

文章に慣れておく

小論文は慣れが肝心なので可能な限り練習を繰り返しておきましょう。

ですが、文字数やテーマなどは企業によって違うので万能な対策は難しいです。

そこでおすすめは新聞やニュースを見て関心のあるテーマで自分の意見を書く練習をすることです。

関心のある話題については実際に小論文のテーマになったり面接でも訊かれることも多いので一石二鳥の対策になります。

書いたら誰かにみてもらうことができれば一番良いですが、書く癖をつけるだけでも大きく成果は違ってきます。

 

性格診断

性格診断検査があるとなんとなく人格を探られているようで気分が悪いかもしれませんが、何も性格の良し悪しで決めているわけではありません。

ただ企業によって向き不向きの性格がありますので、より自社に適した人材を獲得するために性格診断を実施しているのです。

 

素直に答える

性格診断は嘘をついても仕方がないですので素直に直感で答えるのが正解です。

制限時間も短いものが多いのであまり考えている時間はありませんし、WEB形式の場合は前の問題に戻ることもできません。

同じような質問を言葉を変えて繰り返し行うのも特徴です、最悪なのは自分を少しでも良く見せようとして前の質問と矛盾した回答をしてしまうパターンです。

回答に一貫性がないと正確な分析が出来ず、信憑性が低いということで不合格にしなければならなくなります。

誰にでも長所と短所はありますので気にする必要はありません。

 

企業の風土を意識する

性格診断は正直に自分の考えを回答する方が適切ではありますが、それでは都合が悪い場合もあります。

対策を取るとすれば、その企業の風土を意識したキャラクターになることです。

例えば斬新な発想が必要なクリエティブな仕事やベンチャー企業を志望しながら保守的な考えに偏った回答をしていては、あまり自社に合うとは思われません。

普段の性格と仕事での性格がまったく違う人は大勢いますので、少し考え方を変えてみるのも良いでしょう。

 

まとめ

筆記試験は最初の関門で難関に思えますが、対策をしっかり取っておけばそう躓くことはありません。

普段の積み重ねが重要な項目ではありますので、継続して努力できる人が優位にはなるでしょう。

早い時期から少しずつ準備をしておくことが成功の秘訣になりますよ。

関連記事


こちらからシェアできます!