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就職活動がうまくいかない、面接で落とされた。ちょっとモチベーションが下がっている時に、ぜひ読んでもらいたい記事です。皆さんの元気な若いエネルギーを、就職活動が成功する力に変える方法をご紹介していきます。

面接経験から指導経験から学ぶモチベーションアップの方法

筆者の学生時代は就職氷河期真っ只中でした。特に就職活動と無縁の大学に入学した筆者は、就職活動も手探り状態。十数社の企業へ採用試験に出向き、不採用に・・・。
そんな時誰しもが「何で落ちたんだろう?」「何がいけなかったんだろう?」と思うのではないでしょうか?

筆者もこのワードを繰り返し、

  • 「私なんて誰からも求められていない人間だ・・・」
  • 「何で私ばっかりうまくいかないのか・・」

なんてことまで考え始めていました。結果この”何故何故ワード”と共に、モチベーションは下がり、就職が決まらず落ちまくったことに耐えたことだけが勲章となり、契約社員として社会人生活をスタートさせました。

その後、数社の転職を経て現在は正社員として社員への指導を行っています。筆者の不採用オンパレード時代の考えや経験と、現在の指導経験をもとに、いくつかお伝えできれば幸いです。

※この後”何故何故ワード”として出てくるのは、上記のような考えを指します。

逃げろ!危険な”何故何故ワード”

「何で落ちたんだろう?」「何がいけなかったんだろう?」誰しもが落ちた時に思うことではないでしょうか?筆者もこのワードに大変お世話になりました。

しかし、このワード非常に危険です。もしこの問いかけに回答するのであれば、答えは一つ「わからない」なのです。

 

特に連続して落ちた時は、落ち込みますよね。でもこのワードを唱えたところで結局わからないのです。だって落ちた理由なんてわからないです。それでも何故?と唱え続ければ、わからないまま次へ進まなければいけなくなり、どんどんモチベーションが下がっていきます。

人によってはうつ病になってしまう人も。この”何故何故ワード”は危険がいっぱいなのです。まずはこのワードから脱出しなくてはいけません。

”何故何故ワード”を企業は求めていない

ここでこれからの企業が求める人材についてお話しておきましょう。

企業が求めている人材は、スキルや知識以上に問題解決能力の高い人材です。

最近ニュースでもよく取り上げられていますが、JICAなどに社員を派遣して海外の過疎地域で働かせる活動をする企業が増えています。これはまさに問題解決能力の高い人間を育成するための活動です。

これからの時代そういう人材を育てリーダーにしていくことが、企業の利益となると考えているからです。不便な海外の過疎地域で働くことは日本で働く以上に過酷です。物資が少ない・資金が少ない・環境が悪い等、そのような地域を発展させていくために、その場の問題を自ら見つけ解決に動かなければなりません。

もしそんな所に”何故何故ワード”大好きな人が派遣されたらどうでしょう?「何がいけないの?」「何ならいいの?」と唱え続けて問題が解決するでしょうか?一向に解決するどころか、悪化する一方でしょう。現地の人たちとうまく生活できるでしょうか?きっと関係が悪化してしまうでしょう。

”何故何故ワード”から脱出する方法

ここまで読み進めてくださった皆さんの中で、”何故何故ワード”を唱えていた人がいたとしたら、思い当たる点や気づくことがあったのではないでしょうか?

確かに他人に選んでもらうとき、振り落とされたら落ち込みますよね。それは就職の面接だけでなくても色々な場面で遭遇することです。そこで良い方法をお伝えします。これは、筆者が交流分析のエキスパートから直接教えてもらった方法です。

その方法とは・・・。
落ち込んだ自分に対して、私可哀想!!と思うこと!!
です。

最初筆者もある悩みを抱えて交流分析を学びに行ったのですが、その時に受けたアドバイスです。最初聞いた時は「そうか・・・そんな私は可哀想なのか・・・。」と思ってピンとこなかったのですが、色々な困難な場面で苦しいと思った時、可哀想!!と思うようにしていました。

するとだんだん、可哀想じゃない自分でいるにはどうしたらよいか考え始めるようになったのです。自然と困難な場面で可哀想じゃない幸せな自分を手に入れる方法を必死で考え始めます。

 

”何故何故ワード”を唱えて落ち込んでいる人・・それは可哀想な人なのです。面接に落ちて落ち込んでいる私は可哀想なのです。ならば可哀想じゃない幸せな私を手に入れる方法を自分で考えましょう!!

ここで、じゃあその方法を教えてよ!!と思った人はまだ”何故何故ワード”人間です。

選択は最初も最後も結局自分がしている

最後に一つだけお伝えしておきたいことがあります。

皆さんは誰かに強要されて面接を受けたのですか?自分の意志で面接を受けたのではないですか?

もし面接を受けないといけない状況だったとしても、面接の部屋に歩いて入って行ったのは自分。面接官の前に座って話したのも自分の意志です。嫌だと思っても、体を動かしてその場に行ったのは全部自分の意志なのです。そして面接で落ちて落ち込むのも、自分の意志で落ち込んでいるのです。

どんなに嫌なことでも最初から最後まですべて自分の意志で体を動かし、頭で考え、話しているのです。嫌なら面接を受けなければよいのです。でも受けることを選んだのは自分なのです。

何がお伝えしたいかというと、人の気持ちは選べませんが、自分の気持ちの選択は無限大だということです。幸せになりたいと思って行動するのも自分。面接に受かりたいと行動するのも自分。ちょっとした思考の変化で、夢が実現できるはずです。

そうしたら、面接で落ちて悩んでいた自分を笑い飛ばせる日がきっと来るでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?落ち込んでいた気分が晴れた方、まだもやっとしている方、ピンときていない方色々だと思います。

何かふとしたシーンで、ちょっと思い出して思考を変えてみてください。

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