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人事担当者の方は、面接に入る前に、まずは書類選考を行います。ですが、実は応募者が気が付いてないようなこまかなところをチェックしています。今回はそのような点をご紹介します。

書類選考の差別化を図ろう!!履歴書の内容以外に見られていること!

履歴書は、応募書類の中では一番重要であるといっても過言ではありません。全ての人が提出する書類ですし、これで書類選考の半分はされるといってもいいでしょう。ですが、実際に見られているのは、内容だけではないのです。今回は、内容以外のことについて重要なポイントをいくつかご紹介します。

学歴と職歴は分けて書く

新卒の方にとっては、職歴はないので関係ないと思われるかもしれませんが、職歴は無しと簡単に書いてしまうよりは、アルバイトやインターンなど、少しでも仕事に関係があるのであれば”アルバイト”、”インターン”などと但し書きをして、加筆することはOKです。

あまり仕事に関係ないと思われることや数か月の短期で終わってしまった些末なことを事細かく書く必要はありませんが、もし少しでもプラスに働きそうであれば、書いても構わないでしょう。

既卒や第2新卒のかたであれば、もちろん書いておきましょう。

職歴は全て書くべき?

既卒や第2新卒の方で、もしかして仕事を短期間でころころ変わっているので、あまり書きたくないとか、応募する仕事に関係ないので、書く必要がないのではないかと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

できるだけ細やかに書いておくのがポイントです。

あなたは特に関係ないと思っているかもしれませんが、意外とそれが高評価につながることもあるのです。

それから短期でころころ変わっていることに関しては、質問されたら、なぜ短期で仕事をやめなければならなかったのか説明できればいいので、あまり気にすることはありません。むしろ空白期間が長くて無職が長い方が問題視される可能性があります。

例文をみてアピールポイントなどをかいてもいい?

これは絶対おすすめしません。

例文を参考にするのは良いのですが、例文通りの内容では、人事担当者のかたは一気に印象を悪くします。

熱意がない、どこにでも同じ履歴書を送っているという印象を持たれます。

ですので、履歴書は、応募先に合わせて作るようにするのがポイントで、その会社に良い印象を与えることを念頭に置きながら作っていくのが良い履歴書をつくることになります。

字に自信がないのだけど、誰かに代筆してもらってもいい?

これは絶対にNGです。

見た目にはよいのですが、もしあなたが入社することになり、字が汚いと分かった時に、誰かに代筆してもらったことがわかってしまうかもしれません。

あるいは、筆記試験の論文などとあまりにも字が違うとわかると、それも問題になるかもしれません。

字がきれいかどうかよりは、丁寧に書くことが大切です。

下手でもしっかりと時間をかけて作れば、その熱意は繋がります。またどうしても手書きでなければならないわけではないので、場合によってはパソコンなどをつかうのも一つです。

郵便で送ってもいい?

送り方は、普通郵便が良いでしょう。締め切りに間に合わないからといって、速達で送ったりすると、時間にギリギリな人という印象を与えます。時間に余裕をもって、普通郵便で送るようにしましょう。

履歴書の応募動機のサンプル例文

例文の事例として履歴書の応募動機をご紹介します。

私は、学生時代にはボランティアサークルに所属して、サークルでは広報や新聞づくり、SNSを通じたネットワーク形成の役をしていきました。

この時にいろいろなことを学び、記事の作成から校正、インタビュー、取材など多岐にわたる業務を行ってきました。そしてSNSを通じたネットワーク形成では、仲間への情報伝達や告知、新規メンバー募集などの主軸となってきました。

このように、外部への宣伝や広報の窓口業務と、グループ内のネットワークを繋ぐ業務の2つの仕事を通して、社会でも役立てるノウハウをいくつも習得することができました。

今回御社のマーケティング戦略部へ応募させていただきましたのは、こういったノウハウを生かせると思ったからです。学部では卒業論文のテーマとして、購買意欲を上昇させるコピーライティング技法という卒業論文を手掛け、これも役立つと思っています。広告におけるキャッチコピーの影響を調査しました。

御社の新商品は、これから市場で大きなシェアを持つことが期待されていますので、今後は私が大学時代に得たさまざまな知識や経験を生かして、御社の商品の販売戦略に役立てていければよいと思い、応募させていただきました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。実際に履歴書はとても大切な応募書類ですが、基本的なところでミスをしてしまうと、書類選考で落とされてしまうこともあります。

内容が悪かったのだろうかと思われるかもしれませんが、今回ご紹介しましたとおり、それ以外のちょっとしたことが影響していることもありますので、十分注意していきたいですね。

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